見出し画像

療育をさがす、そのとき兄弟児はどうする??

2歳11ヶ月で自閉症スペクトラムの
診断がおりたまる。

言葉にならない、
漠然とした不安がうず巻くなかでも、
「じゃあ次に何をしなきゃいけないんだろう」
というところだけは冷静だった気がします。

というよりも、
「なにかしなくちゃ不安」だったし、
「なにかすること」で、
まるにおりた診断が緩和される
ような。

そんな思いも、
どこかにありました。


診断がおりて最初に始めた
「療育探し」。

ネットや、
役所の発達相談関連の場所で
仕入れた情報をもとに、
家から通えそうな4ヵ所にめぼしをつけ。

見学する中で、療育にもいろいろ
種類があることを知りました。

  • 集団療育か個別療育か。

  • 運動メインなのか、机上(机の上のスペースでできる活動)メインなのか。

  • 短時間集中型か、お弁当を持っていくような長時間型か。

  • 母子分離型か母子同伴型か。

集団生活は、
これからどんな道を選択しても
必ず訪れるものだし、
発達のゆっくりさから
幼稚園は考えていなかったけれど、
年齢的には集団に入っていく時期なことを
考えると集団療育は必ず受けたい。

個別療育は
まる自身の専用プログラムを
組んでもらえるので、
ダイレクトに困りごとに響く印象を受け、
こちらも捨てがたい。


総じて見学してみての母の感想。

(゚д゚)(。_。)ウン
これはどちらも必要だ!

…となり。
個別療育と集団療育の併用が
母の中ではっきりとした
希望としてめばえ、
見学にいったうちの2施設に
通いたい旨の希望を伝えました。

集団療育 週3日
※3~5歳(未就学児)の混合
※5~9人程度に対し担任の先生2人
※粗大運動と机上活動の両方
※午前~午後の長時間療育でお弁当持参
※母子同伴型

個別療育 週2日
※先生とこども 1対1
※机上活動メイン
※短時間(1時間程度)
※母子分離型
(教室の外からこどもの様子を見る)

で週5日間、
療育に通うスケージュールを
(仮)組み立て。

なぜ(仮)かというと…

希望した集団療育の方は母子同伴が条件で、
兄弟児はおんぶでも同伴不可Σ(゚д゚lll)ガーン
=兄弟児は療育に連れてきてはいけない。

この療育探しの真っ最中、
次男コタは
あかちゃん真っ盛りの0歳児Σ(゚д゚lll)ガーン

集団療育は、
内容としてはすごく魅力的だけど、
コタをおんぶしては通えない✗

でも、
この集団療育を受けることが
まるにとってはすごく大事な気がする!
という直感のようなものがあり、

0歳のコタを誰かに任せることに
申し訳なさや心苦しさはありましたが、
そこはもう割り切るしかない(;´Д`)
と心をつよく持ち。

預けるならばコタ自身の成長も
考えていける場所で預けたいと思い、
手あたり次第、
問い合わせてたり調べたりしました。

そうして。

ふだん人目をきにして
ガツガツいくことが苦手な母が、
なんとかしなければ!!
という思いだけで
なりふりかまわず動いた結果…

次男コタは家の近くの保育園に
入園できることに(´;ω;`)ウッ

ちなみにですが。
決して保育課に泣き落とし等はしておらず、
正規の流れでの入園です^^;

まるの自閉症スペクトラムの診断がおりてから、
この療育と保育園決定に至るまで
1ヶ月半ほどという短期間。

今振り返っても、
いろいろタイミングがよかったからこそ
のスピード決定だったと思います。

療育を受けたいけれど、
兄弟児の問題が…

という方も多いと思います。

プライバシー的な観点から、
働いていない母でありながらも
なぜ次男コタが保育園入園できたのかを
詳しくお話することができないのが
申し訳ないのですが( ノД`)

住んでいる地域の制度で
そういったことが可能なところもある、
ということだけでも
参考になればなと思います。

母の経験上、
困った時にはとにかく。

思い当たるところ(特に役所系)には
ダメもとでも相談してみることで、
知らなったサポートを受けられたり
することも多々あります。

ファミサポや、
様々な送迎をサポートしてくれる制度、
保育園ならば一時預かり制度もあったり。

それから、
まだ療育をはじめてなかったとしても、
通いたい療育先の先生や事務の方に相談して、
実際に通っているママさんたちが
自分が療育に通っているあいだ、
ほかの兄弟児をどうしているのか
聞いてもらうのもひとつの手かなと思います。

公的な福祉サービスに関しては特に、
こちらから問い合わせないと
情報が入ってこない印象です。

なにかと、
あたまで長々考えがちな母ですが、
こどもたちの療育や福祉の悩みに関しては
今ではどちらかというとすぐに、
関連先に相談をするようになりました。


「ひとりで抱え込まない」
という声がけには、
その人自身の心を守りたい
という思いのほかに、

そうすることで、
拓けてくる道もある。

ということでもあるのかなと、
この件をふり返って感じました。

すっかり兄弟児の話に
かたよってしまいましたが💦

こうして。
まるが療育にいく平日5日間、
コタは保育園にいくという

数か月前には想像していなかった
新生活をスタートさせることになった

まる、3歳前半の出来事です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?