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発達障害の可能性大!病院をさがす①-長男まるの場合-

まるはたぶん、
発達障害、自閉症なんだろうな。

…と母の中で確信を持ってから、
その現実を受けいれられる、られない、
なんて思う隙もないぐらい、
母の心を占拠していたのは『焦り』でした。

何かしなくちゃいけないけれど、
何から始めたらいいのか…

正直、毎日あたまの中はパニック´д` ;

以前行ってみた発達相談にもう一度行く?

とも考えましたが、
何をしたらわからない状態なりにも、
いま優先すべきは

「気持ちに寄りそってもらうこと」ではない。

ことは母の中ではっきりしていたので、
発達相談にいくということは
いったん保留にしました。

そんな母がまずしたことは…

近くの大きな病院(大学病院系)のHPで
発達に関する取扱いがあるかを調べ、
あるようならばダメもとでまずは電話しみる。

でした。

「病院の先生なら…
何か事態を変えてくれるかもしれない」
という、ワラにもすがる思いとは
まさにこのこと(-_-;)

(でも改めてこうして記述してみると、
病院の先生も神様ではないので、
こんな思いを持たれていても
困ってしまうだろうな💦
と今は反省でしております)

ちなみに、
わが家はこの頃、
近所に「かかりつけ医」という存在がおらず
直電という強行にでてしまいましたが(;´・ω・)

療育仲間のお母さんに聞くと、
よく行くかかりつけの小児科で相談して
大きな病院へ紹介状を書いてもらった
という流れも多いので、

信頼できるかかりつけの小児科があれば
そちらで相談してみた方が
その後の展開が早いこともあるかと思います。


数件電話したうちの何件かは
もう発達関係の新規受付が難しい状態でΣ(゚д゚lll)

2件ほど、
突然の電話に対応してくれ、
初診予約をとることができました。

がしかし。
予約日は最短で2~3ヶ月先…

もんもんとしながらその日を待ち。
予約日が近づくと、
まるが風邪をひかないか、
日々ヒヤヒヤして過ごしました。

1件目の病院では、

  • 問診

  • 脳波の検査(※)

  • 発達検査

  • 発達検査結果の報告

※音が(耳が)きちんと聞こえているかを調べる
ための聴力検査的な脳波検査で、発達障害を
調べるためのものではありません。

これをそれぞれ別日で行うので、
予約の問い合わせをはじめてから、
最終的に発達検査結果の報告に至るまで、
半年間はかかりました。

また、
まだ昼寝もする時期だったので、
電車とバスで病院にいくだけでも
機嫌が悪くて大変( ノД`)

…な上に、
その機嫌が悪い状態で待合室で長時間待ち。

脳波の検査や発達検査等をうけれる時には
まるの機嫌を直しておかなければ!!
というプレッシャーを勝手に母は感じており。

毎度、
胃がきりきりする思いでした( ̄ロ ̄lll)


結果的に
耳の聞こえには問題がなかったのですが、
まるがやった脳波検査は
先に薬で本人を眠らせるので
小さな体への負担も
大きかったんじゃないかな…

と、未だに。
まるに申し訳なかったなと、
少し心に引っかかっている部分です。

発達検査は『新版K式』で、
書面で結果をもらうことはできず
口頭報告だけだったため、
3領域の数値までは覚えていないのですが💦

DQ(発達指数)は69でした。

諸々の結果を合わせて、
先生からの総評は
「発達の遅れは確かに感じるが、
年齢的にもまだなんともいいようがない」

とのこと。

…。

…。

発達がゆっくりな子が参加できる会などに
参加してみて、刺激をあげてみてください。

といったような内容を
先生がしてくれていたように思います。


まるが6歳になった今の状態で
この頃を振り返ると、

2~3歳の成長過程は未知数で、
病院の先生もはっきりわからない✗

というのが、本当にその通りであるのは
きちんと納得ができます。

しかし。
この頃パパは仕事が忙しく、
長い長い検査期間も
次男のコタを抱っこしながら
必死に病院の検査に通った母の中では、

「また様子見か…」

いったいこの大変な検査期間は
なんだったんだろう。

…と、
まるの今後に対して、
なんの変化も生まれなかったように
感じたことに、
必死に頑張ってきた
母の気持ちはガラガラっと崩れ。


病院で疲れてかんしゃくを起こしはじめていた
まると帰りのバスを待ちながら、
涙が出てしまったのを覚えています。

この頃からもう、
母の心が疲れてきてしまい、
よくないとは思いつつも

”もうまるは”「自閉症」だと診断してもらいたい”

と思うようになっていました。

2件目の病院のお話は、また次回に。


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