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海外コーヒー屋巡り#3~アムステルダム編~

どうも、ベルギーのブリュッセルに留学しているShungoです。
この滞在期間に欧州各国のコーヒー屋を巡って、そこで感じたあれこれをゆるくシェアしていく記事でございます。

今回は、第3弾、アムステルダム編!
オスロ編ストックホルム編も興味ある人はどうぞ!

今は、ちょうどヨーロッパでのクリスマスが終わったくらい。各都市で開催されているクリマスマーケットや町中の装飾も徐々に撤去されているところですね。今回は、コーヒーというよりは自由の国オランダを見てみたいという純粋な理由で来ました。

ちなみに見出しの写真はレンブラントの代表作である「夜警」という作品です。これね、想像以上に大きいんですよ。レンブラントの特徴である明暗のタッチも繊細で非常に見応えがあります!
絵画に詳しくない私でも感動できるくらいなので、ぜひアムステルダムに来た際には、ぜひRijksmuseumに寄ってみてくださいね。(オンライン予約はしておいた方がいいです)

さて、それではコーヒーを巡っていきます!!!!!
おすすめ順に書いていきます。

Rum Baba Coffee Roasters

外観

Rum baba coffeeは今回訪れた中では圧倒的No.1でした!

バリスタの方のサービスも最高だし、コーヒーのクオリティも最高。バッチブリューも美味い。お客さんとの距離感も良くて、地元の人が頻繁に訪れる憩いのカフェという感じです。

店内の様子

カウンターの様子
エスプレッソ豆一覧
フィルター豆一覧
後ろの空間

コーヒー

ここは絶対に美味いと確信した私はこの日のカフェイン上限を解除して(どういうことw)、普通のフィルターコーヒーを注文。
バッチブリューで2種類あって、アナエロビックのブラジルとエチオピアのナチュラル。迷っていると試飲させてくれる神対応。もう個人的にはこれで満足なんですが、ブラジルは飲んだことのないフレーバーだったのでブラジルを注文しました。

コーヒーとケーキ

アナエロの発酵感がありつつ、ブラジルなのでシちょうどいいボディと、とろみのある甘みが良いバランスを作っている。うま!!!

雑談

私は、コーヒーをこんなに好きでありながらコーヒーを飲むと頭がモヤッとなってしまうのです。そんな中でデカフェをベースにコーヒーを楽しんでいます。それに関連して、最近気付きつつあることがあるので少し書いてみます。

というのも、この副作用の出方がコーヒー豆によって違うのです。
特にアナエロ系の発酵が強い豆はコーヒー飲んだ後の副作用が来づらい。逆にエチオピアのウォッシュは副作用が来やすかったりする。これはいろんな豆でも確認してるので、自分のこの傾向には確信を持っているのですが原理が分からない。
そんなところで、最近はコーヒーを飲んだ時にクラクラしたりする原因がカフェインだけではなく、複数成分が関わっていると疑っているのです。もう一つの可能性としては、自分の無意識の心理的な問題なのかもしれない。同じような傾向持ってる人いないかな。これも今後研究してみたいトピックの一つです。

購入したデカフェ豆

Rum babaのバリスタ兄さんにデカフェがあるか聞いたところ、在庫を切らしているとのこと。そう話していると、ちょうどコーヒー豆が焙煎所から届いてデカフェ豆をゲットできました。
種類は、ヨーロッパではお馴染みのコロンビアのsugar cane精製のデカフェ(ストックホルム編で解説してます)ですね。フレーバーは大体予想できますが、この店がどう焙煎してくるのか勉強します。

とにかく、アムステルダムでまずおすすめのカフェはRum Babaです!
ここでカフェと言っているのは、アムステルダムではCoffee shopは葉っぱを売っている店を指すからです。笑

Bocca Coffee

店内の様子

内装

さてお次は、Bocca coffeeです。

この日は、ゲストハウスで仲良くなったブラジル出身アメリカ在住のPedroくんとランチに行ってからこのカフェに行ってきました。
店内は人で賑わっていて、豆のラインナップからも美味しそうなコーヒーを感じる。


豆一覧
メニュー

このカフェに来たのは、ヨーロッパでは珍しくエチオピアのデカフェが置いてあるのです。しかもswiss waterではなく、CO2超臨界抽出のデカフェです。水を使ってカフェインを抜くと、コーヒーの美味しい成分も一緒に溶け出してしまうので本来の風味が落ちてしまう傾向にあるのですが、CO2臨界
では、名前の通り超臨界状態(ある温度と圧力にすると、液体と気体の両方の性質を持つようになる状態)のCO2を使用するため、カフェイン以外の成分が抜けづらくなります。今まで巡ったヨーロッパのほとんどのカフェではコロンビアのデカフェ(sugar cane)を扱っていたので、これは珍しい。

コーヒー

コーヒー

デカフェのフラットホワイトを頼むと、香りからちゃんとエチオピアの華やかさが溢れ出ている。
このレベルは一つのマイルストーンで、まずはこのコーヒーみたいに華やかなフレーバーを持ったデカフェを作っていきたい。それでもデカフェは普通のコーヒーより多少なりとも味が薄くなるのでエスプレッソ系のドリンクによりフォーカスする必要があると思ってます。そうすることで、ぎゅっと豆の持ってる成分を抽出して、美味いコーヒーが飲める。

いいカフェだなー。
そんなことを思いながら、隣のPedroはゲストハウスの美女スタッフのアンジェラをご飯に誘うと意気込んでいました。

Drupa Coffee

外観

ここは美味しいかなと期待して行ってみたのですが、コーヒーではなくただのランチの店と化していました。。。
時間が14時半くらいだったので、少し早かったかな。

店員さんはすごーく優しくて、ほっこりしました。
ひとまずブラジルのCO2超臨界抽出のデカフェを置いていたので、とりあえず豆だけ購入してみました。
フラットホワイトも注文して、外の寒い席でさくっと一杯。美味い。

デカフェ豆
外で一杯

Fucking strong Coffee


外観

最後はFucking strong coffeeという明らかにストリート系のコーヒー屋だ。
F** という看板を掲げているファンキーな店でした。
店内の雰囲気もカジュアルな感じ。でも近くに住んでる人が気軽に寄って話していくので地元に愛されているのが伝わってきました。

ただ、コーヒーはあまり言いたくないが残念だった。バッチブリューのフィルターコーヒーを注文したのだが、出てきたのは明らかに酸化しきったフィルターコーヒー。コーヒーそれ自体の風味は美味しいのだろうと感じられたが、これは出してはいけないだろうというだいぶ前に抽出されたコーヒー。
やはりお客さんの回転率が良くないとバッチブリューは難しいですね。一つの学びとして覚えておきます。これはお店というより土地柄もあるかもしれないですね。自分以外はフィルターを頼んでいる人はいなかったし、エスプレッソ文化のアムステルダムで回転率を上げるのは難しいんだろうなー。
とは言え、オススメしたい店ではあるので、アムステルダムに行った際はぜひ行ってみてくださいな!


最後はアムステルダムで一番美味しかったものとアムステルダムらしい街並みの写真を載せて終わりにしたいと思います。

アムステルダムで一番美味かったフォー(お店のHP)
アムステルダムの街並み

以上!アムステルダム編でした!
次回もお楽しみに!


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