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海外コーヒー屋巡り#1~北欧ストックホルム編~

どうも!
現在ベルギーのブリュッセルにて留学中のShungoです。
せっかくヨーロッパに滞在いるので、欧州各国のコーヒー屋を巡っている最中でございます。日本と海外のコーヒー文化の違いやそこで感じたあれこれをシェアしていきます。

今回は第一弾、ストックホルム編!
オスロ編はこちら

先日、オーロラ観測&コーヒー巡りをするために北欧に行ってきました。
旅のルートは、ブリュッセル-ストックホルム-キルナ-ナルヴィク-オスロ。
キルナはスウェーデンの北に位置するオーロラ研究で有名な場所で、ナルヴィクはそのキルナから電車で3時間程のノルウェーの港町です。
今回は、ストックホルムで行ったカフェをレポートをしてきます!

johan & NYSTRÖM

一軒目は静かな住宅街にあるjohan & NYSTRÖMというカフェです。
お店の前でワクワクして笑顔が止まらない私がいます。

カフェの雰囲気

店内は、開放感のある何時間でもいたくなるような空間です。

この窓際のスペース良くないですか!ここで読書したい!
将来カフェをやるときは窓際にこんなスペースを作りたい。。

こんな感じのワークスペースもあるんですよ。実際にコーヒーを飲んでいると学生っぽいグループがこのワークスペースに集合していました。
北欧のカフェはもちろん友達や家族と来て話して帰っていく人もたくさんいるんですけど、意外と作業している人が多いんですよね。(冬は寒いからそうなるんでしょう)

ドリンク


頼んだのは、Nap Queenというデカフェのフラットホワイト。豆はコロンビアのsugar cane decaf process(カフェインを抜くプロセスの一つ)のデカフェです(こんなコーヒー好きなんですが、カフェインが苦手なのです。詳しくはこちらの記事に)。


人生で一番美味いデカフェフラットホワイトでした。クリーミーで甘み(砂糖ではない)があります。自分が目標にしたいデカフェドリンクです。

ヨーロッパでは、このコロンビアのsugar cane decaf process(サトウキビデカフェ抽出?)のデカフェ豆が非常に多い印象です。今までヨーロッパで行ったスペシャルティコーヒーのカフェでは、まだ一軒しか他の豆を見たことがない。せっかくなので少し解説を下に。

sugar cane decaf process

URL: https://normcorecoffee.com.au/blogs/coffee-log/the-sugarcane-process-decaffeination-method

なぜサトウキビという名前が付いているかというと、このカフェイン抽出方法ではサトウキビから作られる酢酸エチル(ethyl acetate)という物質も用いてカフェインを除去しているからです。
コロンビアではサトウキビの産地なので、この抽出方法が定着しているというわけです。環境に優しい自然なカフェイン抽出方法でかつ、水を使ってカフェインを抽出する方法よりも全体的にコーヒーの成分を多く残すことができます。
日本では水を使ってカフェインを除去するswiss/mountain waterプロセスの豆が多いので、もっとこのサトウキビデカフェも入ってきて欲しいなと思います。

現地のオンラインコーヒー豆販売サイト

色々コーヒーについて優しく教えてくれたバリスタのお兄さんにスウェーデンではデカフェって普通なの?と聞いてみました。
バリスタ兄曰く、この店では置いてるけど他の店ではそんなに用意はしていないそう。
北欧の冬は日が短いので、むしろカフェインが必要なんだなと悲しんでいるとデカフェを置いてあるカフェを調べてくれました。

サクッと1分程で教えてくれたので、どうやって探したか聞くと、スウェーデンのほぼ全てのコーヒー豆が買えるbaristashopenというオンラインショップを教えてくれました。
なるほどーこれは便利だ。
豆以外にもコーヒー器具も買えたり、コーヒーグッズは大体ここで買えるらしい。スウェーデンのコーヒー屋の豆が一覧で見れて面白いです。興味ある人はぜひ!

Drop Coffee

次に向かったのは、drop coffeeというカフェ。

外観

こんな寒いのにiced coffeeとか誰も頼まないだろうというツッコミを抑えつつ店内へ。

店内

豆の種類もたくさんあったり、説明を見てクオリティに相当こだわっているのがすぐ分かりました。レジ横にあるのは焙煎から少し日が経ってしまった豆を割引で売っているコーナーです。いいですね!

スウェーデンの焙煎大会のトロフィーを見て納得です。

店内はゆったりしている場所とカウンターの席とテーブル席と全てバランス良く並んでいます。

ドリンク

バッチブリューのエチオピアのナチュラルが美味そうだったので、それを頼みました。
少しワイン感のあるベリー系でしたが、ゴクゴク飲めてしまうコーヒーでした。(カフェイン量的に少ししか飲めないので、残りは友達に飲んでもらいました)

こうやって小さなポットで出してくれるのもいいですよね。日本でも取り入れたい!

グッズ売り場

ヨーロッパのコーヒー屋に行ったことある方は知ってると思いますが、フィルターコーヒーのグッズはほぼ全て日本の会社の物です。
さすがハンドドリップ大国日本だ。

日本のハンドドリップ文化は海外と比べると独特ですよね。
あんなにフィルターコーヒーを頼む国は他にあるのだろうか?
一杯一杯淹れる喫茶店の文化が発展して今の日本のコーヒーカルチャーになっていると本に書いてあったな。
ただ、バッチブリューももっと浸透していくといいよね。


まとめ

最後にスウェーデンといえば、ミートボールでしょうということで、
meatball for the peopleというレストランで食べたミートボールを載せておきます。(記事のトップ画像はこの店の外観です笑)
本当に美味しいので、ストックホルムに行った際はこの店はおすすめです!
そしてマッシュポテトはミートボールを超えるくらい美味いです。

ストックホルムは、クオリティの高いコーヒーはもちろんですが、店内のくつろげる空間が印象的でした!
以上!ストックホルム編でした!


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