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またコーヒーが飲める日を祈って

去年2022年9月頃、突然その日が訪れました。
大好きだったコーヒーが飲めなくなりました。

私の知り合いの人はコーヒーの活動が止まっていることに気づいていたかもしれません。
いや、そんなに他人のこと気にしないよね。うん。

コーヒーを飲むと少し違和感があるなと感じ始めたのは8月頃でした。
いつものように朝起きてエチオピアのまるでピーチティーのようなコーヒーを淹れました。あー美味しい。
飲んだ後に頭がぐるぐる回ったような感覚がすると思ったのは束の間、頭痛の波に襲われて、気持ち悪くなってきました。その日は早々と研究室を後にしました。

同時期に原因不明の頭痛も発症し、日常生活もままならなくなってしまい、鬱のような状態に陥ってしまったため、実家で療養することにしました。
その後、首の凝りが原因であると判明し、首回りに低周波電気治療や鍼治療を続ける日々を過ごしました。
運良く、良い先生と治療センターに巡り合えたことで2ヶ月程で復帰することが出来ました。

首コリを甘くみてはいけません。
もう少し治療が遅かったら今ここにはいなかったかもしれません。
姿勢を良く保つこと。朝と寝る前のストレッチ。運動。
日々の習慣が健康に一番大切ですね。

首コリは解消したものの、コーヒーはまだ飲めません。
飲むと頭がボヤッとしてしまいます。
この半年間はまだその事実が受け入れられなく、モヤモヤした気持ちで過ごしていました。
やっとその事実を受け入れて前を向くことができたのでこの記事を書いています。

写真は、12月にAGU学会で訪れたアメリカ・シカゴのスタバで飲んだデカフェのコスタリカのコーヒーです。
デカフェでこのクオリティーは凄い。美味い。
デカフェなら飲めるので、カフェインが駄目なようです。
コーラは大丈夫だったりするので、本当にカフェインだけなのかは正直まだ分かりません。

それからは、デカフェの生豆を仕入れて、焙煎していました。
私と同じようにカフェインを摂取できない人がたくさんいることも知りました。
妊娠している方、元からカフェイン苦手な人、コーヒーを午後に飲むと寝れない人などなど。
他にもカフェインを摂取できない人はたくさんいるんだろうな。
美味しいデカフェをもっとたくさんの人に届けたい。
そんな気持ちが芽生えました。

将来、もしコーヒーがまた飲めるようになってカフェを開くことがあれば、デカフェもカフェインありのコーヒーと同じように扱いたい。
デカフェのコーヒー専門のオンラインショップはやろうと思っています。

またコーヒー巡りしたいな。
カッピングしたいな。
そう思うけど、これも人生。
神様がカフェイン苦手な人のために行動するチャンスをくれたのだろう。
生きていることだけでも幸せですからね。
それでは、
またコーヒーが飲める日を祈って。

Shungo

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