デザイン事務所YellowHouse
いろいろ考えましたがまじでないんですよね……。
この世でいちばん実践的な転職マニュアル
クリエイターは独立ないし副業すべき理由とやりかた
イラストAC参加体験談
なぜYellow Houseはほかの制作会社より10倍以上納品が早いのか?弊所Yellow Houseが3日で制作したモーショングラフィックスを、試しに映像制作会社に見積させたことがある。 費用は25万円、納期は1カ月半、という回答を得た。 営業日数に換算すると、週5日対応と仮定して30日以上かかる計算だ。 なぜぼくが3日で終わらせた仕事を、制作会社が作ると10倍以上の日数がかかるのだろう? 当然だが、ぼくが制作会社のスタッフより10倍有能だ、というわけではない。
ベンチャーとフリーランスの生存率日経ビジネスの記事によれば、ベンチャー企業の10年後生存率はわずか6.3%だという。なかなか衝撃的な数字だが、20年後生存率に至っては0.3%なのでさらに絶望的だ。ベンチャー企業の99%以上は、20年以内に跡形もなく消滅する。これは統計が示すまぎれもない事実である。 一方、フリーランスの10年後生存率も絶望的であるが、それでも11.6%。要は、フリーランスでやっていけるスキルがあるなら、ベンチャーに入るより個人でやるほうがまだしもマシ、という
前回の色彩編に続き、今回はデザイン定跡第2弾【デザイン四原則編】をお送りする。デザインはなにも難しい話ではない。前回の色彩理論を踏まえつつ、あとは設計面で四つの原則に沿って作れば、それなりのものができてしまう。デザイナーなら全員、今回紹介する四原則を理解したうえで使いこなしている筈だ。 下に例として示したのは、弊所Yellow Houseの広告バナー。当然ながら、こんなシンプルな小物であっても、デザイン四原則が盛り込まれている。 バナーデザインはすべての基本。 パンフや
元任天堂のインハウスデザイナー、前田高志さんが「勝てるデザイン」という書籍で華々しくベストセラーを獲得した。 ぼくは凡人なので、そんな大それたタイトルは、noteにだって掲げられない。 だからタイトルは「負けないデザイン」だ。 センスよりもデザイン理論グラフィックにせよWebにせよ、デザインには才能とセンスが必要――みなさんは、そんなふうに考えていないだろうか。 もちろん、才能とセンスが必要な局面もあるが、じつのところ、それほど多くの場面で必要なわけではない。 とい
会社員の一元的な評価は容易ではない実力主義・成果主義が叫ばれて久しい。もちろん、個人の成果が給与に反映されるなら望ましいことだし、大手を中心に、実際これらの人事考課を導入している企業も少なくない。ただ、そうした評価軸や評価方法は、果たしてほんとうに各人のスキルや適性を適切にキャッチできているだろうか? たとえば、事務仕事については現代においてほぼIT化が徹底されているため、だれがやっても差がつかない。比較的、成果主義の恩恵を受けやすい営業職だって、一元的な評価は容易ではな
モーショングラフィックスがいま、アツい。 モーショングラフィックスってなんだ? って方は、とりあえずYellow HouseのPVをどうぞ。弊所立ち上げの際に作ったものです。。 モーショングラフィックスとは、ロゴやイラスト、テキスト、図形にアニメーションを加えた動画のこと。駅のデジタルサイネージや山手線の電車内ディスプレイで見かけたことが、きっとみなさんもおありになるだろう。 このモーショングラフィックス、新型コロナ禍を境にして急速に需要を伸ばしている。実際、弊所Yel
広告の値段はなにで決まるか?多くのクリエイターは、ただ愚直に目の前の成果物のクオリティを高めることに腐心する。日々研鑽し、スキルを磨き、新しい知識を取り入れる。デザイナーであれば行間や字送りまで考え尽くし、ライターであれば言い回しひとつに類語辞典を睨めながら悩み、動画クリエイターならBGMとテロップを入れるタイミングの噛み合わせにまで心血を注ぐ。ぼくはそうした同業者が好きだ。心から尊敬している。千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす。いまの時代、クリエイターだけが武士ですよね
技術革新は職業人を淘汰する人類最初の職業は売春婦だった、とよくいわれる。では、ぎゃくに人類最後の職業はなんだろう? タイピストや電話交換手は、時代とともに消え去った。その他、現在進行形で消えつつある職業もある。10年後になくなる職業、といった予測記事を目にしたことはないだろうか? AIやロボットの台頭で、今後、受付嬢や小売店の販売員などは必要なくなる――とされている(危機感を煽る記事ほどよく燃える)。 時代に添わなくなった職業は、すべて駆逐されていく。あらゆる職業が機械化
スキルアップや自己研鑽を持ち上げる意識高い系の啓蒙言説がやたらあちこちで目につくようになって久しい。twitterではその傾向が顕著で、スキルアップをして独立した/収入が上がった、若くして労働に縛られる人生から解放された、いわゆるFIRE(Financial Independence(経済的自立)、Retire Early(早期退職))やそれに類する体験談は、枚挙にいとまがない。そうした時代的な要請に迎合するように、企業によっては業務に関する書籍購入費用を会社負担にするとか、
会社を立ち上げるとき、まず最も必要なものはなんだろう? 事業計画。人員。資金。コネ。ヴィジュアルアイデンティティ。事業所。WEBサイト。いや――まずはなによりも、理念ではないか。それがぼくの考え。 なにも綺麗ごとをいいたいのではない。どんな事業をするにせよ、理念とか理想がまずあるべきで、それがなければただの金集めになってしまう。金を集めるのが目的なら極端な話、生産性のないギャンブルや投資、クラウドファンディングみたいな物乞い、あるいは人倫に反する犯罪でもいいってことになる。
転職30歳限界説、それほんと?転職についてはよく30歳限界説とか35歳限界説なんていわれるが、あれはほんとうのことだろうか? ぼくにいわせれば、事情もよく知らない人が勝手なことを言ってるな~という感想しかない。女性は25歳過ぎるとオワコンだとか、学生時代にできた友人だけがほんとうの友人だとか、人が生きるにおいてこの手の根拠薄弱かつ意地の悪い期限を設ける言説はあちこちにあるが、これぜんぶ自分より下の世代への呪詛なんじゃないのと思うことがある。自分がそうだったから、周りもそうであ
1.そもそもYellow Houseってイラスト描けるの?問題じつはYellow House代表、自分は絵が上手い、なんて思ったことはいままでいちどもなかったのだが、イヤマテ、なんだこれ、自画自賛になって恐縮だが、一般的には上手い部類なのではないか……? と、最近になって思いはじめてきた。それはほんと~うに、ごくごく最近のこと。 ぼくが本格的に絵を始めたのは4年ぐらい前のことだ。学生時代に美術部だったとか、美大卒だったわけでは、けっしてない。デザイナーのくせにね。絵を始めた
デザイナー/クリエイターの弱点このnoteでは、これまでひとしきりデザイナー/クリエイターという職種の強みについて述べてきた。すなわち、在庫を抱えなくて済むだとか、実店舗が要らないだとか、パソコンひとつですぐ始められるだとか、利益率が高いだとか。 それらはまちがいなくほかの職種にはないデザイナー/クリエイター固有の強みであり、副業なり独立なりを始めるにあたって追い風となることはまちがいない。(それらの強みを理解していれば、都心に物理的な事務所を構えようとは思わないだろう。そ
街に出れば、看板、電車の吊広告、標識や表札、巨大ディスプレイや記念碑に至るまで、世界は様々な意匠のフォントで溢れかえっている。だけどそれを特段意識する人は少ない。フォントに関心を寄せる人間なんておよそデザインにかかわる人間だけなわけで、普通の人間はFuturaとAvenirの見分けなんてつかないし、永きにわたるHelveticaとArial戦争の趨勢にも興味を持っていない。なんなら、会社の資料を作成する際にMSゴシックを採用することに抵抗を示さないばかりか、場合によってはMS
https://menta.work/user/32462 MENTAではクリエイター向けにランサーズでの案件受注のコツについて相談に乗っています。 よろしくお願いします。
副業でデザイン事務所を始めて、もうじき4カ月が経つ。おかげさまで売り上げが順調に伸びている、という話はすでに何度もした。ありがたいことに定期的な動画制作の案件を頂戴して、これが月に¥100,000~の売り上げになっている。単発の案件も安定して受注しており、数万円のプラスオン。サラリーマンの副業としては、上々の稼ぎだ。恐ろしいほど忙しいけど、なんとかやれている。それはきっと、やらされている仕事ではなく、自分でやりたくてやっている仕事だからだろう。 で、デザイン事務所で得た稼ぎ