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【ユーザー座談会】YeLLの1on1、みんなどう活用してる?|聴き合う組織をつくる『YeLL』のnote

エールが提供する「オンライン1on1」のセッション数は、年間6000以上。実際に1on1を受けていらっしゃる方々は、会社も異なれば、職種も、年齢も、実にさまざまです。

そこで今回はYeLLの1on1サービスをどのように活用されているのか、受けてみてどのように感じているのかをおききすることに。3名の方にご協力いただき、ユーザー座談会を実施しました。

YeLLの1on1サービスに興味を持ってくださっている方はもちろん、現在ご利用いただいている方にも役立つヒントがたくさん。次回の1on1からできる取り組みもありますので、ぜひ参考にしてみてください!【編集部 奥澤】

■ユーザー座談会に参加してくださった方々
山城洋子さん
株式会社プロトソリューションにて、部門人事を担当。元々はエンジニアからのスタートで、人事歴は1年半ほど。新しいキャリアが始まったタイミングで「週1回30分」の1on1を半年実施。

松尾悠介さん
JT(日本たばこ産業株式会社)にて、担当向上の人事・総務・経理周りを担当。チームリーダーとしてマネジメントにも携わる。現在は2ヵ月半の育児休暇中。「隔週1回30分」の1on1を1年かけて実施。

Y.Mさん
消費財メーカーにて事業シーズ探索の仕事に従事。YeLLのセッションは、現在まさに受けているところ。「隔週1回1時間」で実施。

社外の人にだから、こんなにも素直に話ができた

———YeLLの1on1をどのように使われているのか教えてください。

Y.Mさん:私は今まさにYeLLの1on1を受けているところで、「隔週1時間」で実施しています。「週1回30分」が基本でしたが、自身のスケジュールに合わせて、この形を取っています。

1on1を終えていつも感じるのは、会社を越えて無責任に自由に話ができる時間は本当にありがたいな、と(笑)。 サポーターと呼ばれる1on1を担当してくださる方に、「これはどうだろう?」「あれは面白そう」「それは嫌だ…」など心の声を意識的にお願いして引き出して頂くことで、自分の感情に気づけたり、気持ちが整理できたりする場面が多くありました。

松尾さん:その“無責任に話せることがありがたい”という気持ち、同じです(笑)。利害関係がない人だからこそ、気負わず、ありのままの感情を言葉にできるというか。

そして、不思議なもので、自分の感情なのに、全く気づけていないことって意外と多いんですよね。以前あったのは、サポーターの方に聴いてもらう中で、自分が同じ言葉を連発していることを教えてもらって。そこについて深掘りすることで、悩みに気づけたことがありました。その時の感情としては、感動にも近いものがあったのでよく覚えていますね。

———確かに。ある経営者の方は、YeLLの1on1が「戦略を考える最初の第一歩になった」とおっしゃっていました。自分の考えを全て洗い出すような感覚に近いのかもしれないですね。

松尾さん:それはあると思います。やっぱり普段忙しく過ごしている中で、自主的に「内省」することはとても難しいんですよ。YeLLの1on1を受ける前は、私も全くできていなかったですから。

強制的だとしても、そういう時間を持てるのはとても価値があることだと思うし、何より人と話すことっていいな、と思わせてくれる時間でしたね。

山城さん:私は元々エンジニアなのですが、1年半程前に「部門人事」にキャリアチェンジしまして、そのタイミングでYeLLの1on1を受けさせてもらいました。エンジニアから、人事という全く違う仕事へのチャレンジでしたから、精神的なストレスが増えやすい状況ではありました。

自分の性格として相談せずに抱え込むタイプだったこともあって、気持ちを上手く切り替えられずにいたんですよね。でも、この場で素直に伝えることで、課題を整理することができたように思います。利害関係のない第三者に素直な気持ちを話す、という行為がシンプルに気持ちよかったです(笑)。

あと、個人的に良かったなと思うのは、1on1を実施してもらう曜日を週末にしたことです。私は日曜日にお願いをしていたのですが、金曜日の仕事帰りに自分自身で1週間の振り返りをしてから1on1に臨むという流れができました。

———日曜日に1週間を振り返る、と。

山城さん:そうです。社内では業務の一環として捉えて、平日に実施している方も多かったのですが、私は自分の都合もあって日曜日にしました。同じように1on1を受けている同僚は平日の業務トラブルで受けられなかった、忙しくてリスケしてしまった…ということがあったようですが、私の場合はしっかり1on1に向き合えたように思います。

「話を聴いてもらえた体験」が「話を聴くスキル」へと変化

———YeLLの1on1を受けてみて、自身で感じられた変化はありますか?

松尾さん:“誰かと話をすること”の概念が大きく変わったように思います。

これまでの自分というのは、上司や部下と話するときに、「仕事ができる/できない」の判断が少なからず入ってしまっていたんですよね。目の前で話をしてくれている人をまっすぐ受けとめられずにいたというか。

ですが、1on1では「ここで話をする自分を見てもらえる体験」ができた。そこからですね、仕事の側面だけを見て、人を評価するのは違うのではないかと思うようになったのは。

———なるほど。メンバーとの向き合い方も大きく変わりそうです。

松尾さん:変わったと思います。8名のメンバーがいるチームリーダーをしていますが、メンバーの声に耳を傾けるようになりましたね。そもそも自分は話を聴こうとしているのか、聴けているのか、を考えるようになった感じです。

山城さん:私は「社員との向き合い方」でいうと、YeLLの1on1で体験したことを「人事面談」でも活かしていますね。

———人事面談…どういうことでしょう?

山城さん:YeLLの1on1で話す中で、新たな課題が見つかり、そこからさらに掘り下げて“じゃあ、私はこうしてみます”と解決策を出すことも多くありました。

私は、この自分で解決策を出すことがポイントだと思っていて。というのも、自分自身もそうだったのですが、自分で出したことは、ちゃんと実行するんですよね(笑)。上司から言われたことでもない、自分がやりたいことが持つパワーはすごいです。これは、私が聴く立場になることが多い「人事面談」でも気を付けていることですね。

———「話を聴いてもらえた体験」が「話を聴くスキル」へとつながっていますね。

Y.Mさん:YeLLの1on1を受けて、私は「内省」はもちろん「自己理解」を深めていく場になるんだなというのが発見でした。自分がやりたいこと/できること/自分の役割を掘り下げていくことができたと思いますし、それは自身のキャリアを考えていく上でとても役立つことだと思っています。

同じ体験をした仲間との座談会が、こんなにも楽しいとは

———ここまでYeLLの1on1の活用方法や実施後の変化についてお聴きしてきましたが、ユーザー座談会に参加してみていかがでしたか?

Y.Mさん:実際に1on1を受けた方々と話をすることができて、たくさんの気づきがありました。“そうやってすると良さそう”とか、“自分もやってみよう”と思えるヒントをいただけました。自分は今後も1on1が続ていていますから、ぜひ取り入れてみたいですね。

山城さん:お話を聴いていて思ったのですが、1on1を受けている期間にこうやって他のユーザーの方とお話できる機会があると良いのかもしれませんね。すぐに実践できるので、もっと上手に1on1を活用できると思いました。

松尾さん:確かに。私は1年という長い時間をかけて実施してもらいましたから、途中経過をユーザー同士で話せる場があると、また向き合い方も変わりそうです。

Y.Mさん:あとは、めちゃくちゃ楽しかったですね。

山城さん、松尾さん:同じく!

Y.Mさん:なぜこんなに楽しいかなと考えてみると、YeLLの1on1に関わると素直になれる自分に気づくことができるからかな、と思っています。ネガティブではなく、ポジティブ。前向きな気持ちで物事を考えられる感覚があるんです。

そして、そこに同じような仲間が集まるから、ユーザー座談会はすごく心地よいんだと思います。ぜひまた参加したいですね。

さいごに

YeLLの1on1が提供するのは、自分だけでは気づけない、気づいても言語化できないものを、整理し、言語化していくこと。これによって、一人ひとりの社員の活力が生み出され、長期的なエンゲージメントにつながっていくと考えています。

だからこそ同じような空間として、ユーザー同士が気軽に話し合える場をたくさん作っていきたい。大切にしている価値観や信念、自分のセルフイメージ、強みや弱みを言葉にして認識することで、その人本来の力を存分に発揮できる場所になればと思っています。

ユーザー座談会は、今後も定期的に開催していく予定です。
興味をお持ちの方はお気軽にお問合せください!


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