一息つくことの大切さ。人生はスプリントではない
こんにちは、皆さん。私はIT関連企業で働くプログラマーです。普段はコードと格闘している私も、人生のある時期、学校にも職場にも行けない日々がありました。
最初はうつ病という診断だったのですが、後に双極性障害という診断を受け、時には辛いうつ症状に苦しむことがありました。双極性障害は完治しないので、いつ再発するかも分かりません。
そんな私から、長い目で見た人生の休息について、少し話させてください。
私たちの多くは、忙しい日々の中で自分自身に厳しくなりがちです。学校や仕事、人間関係、趣味……あらゆる面で自分を追い込み、一時的に休息を必要とする瞬間が来ても、それを受け入れられないことがあります。
私もその一人でした。不登校や引きこもり、仕事を休むことに多少なりとも罪悪感や不安を感じ、自分は社会から取り残されてしまったのではないかと恐れることもありました。
しかし、時間が経ってみれば、その休息が私にとっていかに必要だったかがわかります。
人生はスプリントではなくマラソンです。途中で休憩を取ることは、全体のペースを崩すことではなく、ゴールにたどり着くための戦略的な選択だと考えることもできます。
実際、私が復帰したとき、ほとんどの方は親切に接してくださいました。キャリアについても、挽回できました。私が抱えていた恐怖は、ほとんどが杞憂だったのです。
また、ゲームや読書、美術品鑑賞などの趣味も、一時期手を付けられなかった時期がありましたが、戻って来たときには以前よりも一層楽しめるようになっていました。趣味は逃げていきません。待っていてくれます。
なので、もし今後、あなたが何かしらの理由で休息を取らざるを得ない状況にあるとしても、安心してください。
休息には悪いことばかりではありません。そもそも、80年生きる私たちにとって、1,2年の休みがなんでしょうか?
逆にその休息が、あなたをより強く、より豊かな人生を送るためのステップになるかもしれません。
自分を責めず、その時期を成長する機会として捉えてください。
休息は逃げでも、怠慢でもありません。それは、長い人生を豊かにするための、必要なプロセスです。自分自身を大切にし、時には休む勇気を持ちましょう。そして、いつかまた、私たちはそれぞれのペースで前に進み始めることができます。
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