2019年を買った本で振り返る
2019年を振り返ったり来年のことを考えるよりも行動したことをそのまま出したほうが素直な気がしたので買った本読んだ本をテーマ別順不同で紹介します。
ラグビー もっとも受けたいコーチングの授業
KAYAC時代の同僚の父上の著書。これはnoteに感想も書きました。
ニューQ
これもKAYAC時代の先輩の瀬尾さんの作った雑誌。今年は「哲学」と「問い」というのはずっとキーになっていた気がする。イベントも行きました。
仏教・心理学関連
今年は仏教、心理学、哲学というのが思想というより「思考するための道具」としてつながった気がする。当然思想としても「他者への向き合い方」という点で共通項が多く生きづらさから減った気がする。
信仰はともかく、そこに練り込まれた「よく生きる」ためのエッセンスはもっと活用できると思いました。
UI,デザイン思考関連の書籍
今年はDesign Systemsに続いていい本がいっぱい出た。
デザイナーとかエンジニアとか型に対してのスキルとか知識ではなくって、自分が実現したいことに対して必要な概念や技術がデザインやエンジニアリングだったという感じです。
「デザインに哲学は必要か」は読んだときはあまり意識してなかったけど、エシカルUXにも通じる話しかもしれない。自分が何かデザインするときは常に問いが介在していたと思うし、それを肯定できるようになりたい。
アクセシビリティに関連して周辺の書籍も読んだ。
この辺はアクセシビリティ系のイベントにも出たりしながらいろいろ考えたり言語化できたのでよかった。エシカルUXとかも含めてちゃんと自分の成果でやれたって言えるようになりたい。
エンジニアリング、システム関連
エンジニアとしては全然本は読めなかった。TypeScriptもむりやりでもプロジェクトに入れればよかったと思う。昔以上に新しい技術や概念を咀嚼するのに時間がかかっているのでせめて量でカバーしないと、と思う。
コミュニティ、コミュニケーション系
「他者と働く」は「話せば分かる症候群」とか「善人のやめ方」と同じ系統で自分と他人の常識やものさしは違うという話。
次は自分向きだなと思ったので。読みかけだけどUX MILK Festで話したテーマに近い話がちゃんと書かれている印象。こういうことが技術としてきちんと書籍になっているのは素直にうれしい。
サピエンスなんとか系
興味はあるんだけどあまり触手が動かず20%くらいしか読んでない。
進化心理学は半分くらい読んでそのまま。面白いんだけど同じ話に帰結するのでなんか。
以下は買ったけどまだ読んでいない
NEXT GENERATION GOVERNMENTはめっちゃ興味ある。
読書履歴を晒す会をしたい
これは常々言っているのですが、実現できなかったので、こんな感じで2019年に読んだ本をまとめている方がいたら持ち寄ってお茶とかしたいと思っています。
ある本が単体で良いという話ではなく、ある人にとっての背景と課題意識、その人の指向性が組み合わさることで、聞いて面白い話になると思います。
この組み合わせで読んだからこれに気づけたとか、このタイミングだからこの本が刺さった、みたいな属人的な対話からまた何か読みたいという動機につながるかもしれないし、その人にさらに関心を持てるかもしれないと思います。
別の記事でも書く予定なのですが、勉強会というだけにとどまらない「対話性」みたいな部分が来年の自分には必要で、もしかしたら誰かに必要であればそういう機会を増やしたいと思っています。
おしまい。
サポートいただけたら美味しいご飯の足しにしてまた絵を描きたいと思います。よろしくおねがいします。