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コロナ療養レポート(発症、家族との隔離、必要だったものetc.)

〇〇さんが具合悪いみたい、という情報が耳に届くより早く、体内にはウイルスが届いていたようだった。
このレポートが誰に届くかは分からないが、届いた人の身体を守ってくれますように。。

体質など

「重症化リスク」に当てはまるものはない。
寝込むほどの風邪はあまり引かない。
ワクチンは4回接種済み。4回目接種からは1ヶ月経っていない。
完全対策…とまでは自信はないが、基本的な手洗い・マスク着用はしている。
風邪をひくと咳が出やすい。

発症まで

職場で「体調が悪い」という声をぽつぽつと聞いた日。
自分の喉もなんだかむずむずしてきて、乾いた咳が出る。
いつもは大体風邪の終わりごろに咳が出るのだが、喉も痛くないのになぜか咳き込んでいたことを覚えている。
夜には「これ、明日喉痛くなりそう」という感覚。今思うと腫れ始めていたのかもしれない。
なんか嫌な予感がして、家族に買い物に出てもらった。食材、レトルト、今のうちに欲しいもの等…。
家にあったギンギョウサン(漢方)を飲んで寝る。喉が少しスーっとするのが好き。世間ではまずいと評判らしい。

発症(してた)日の翌日

喉が痛い。熱はなかったから、とりあえず出勤した。
職場に着いてみると、発熱者と、言い出せなかった体調不良者が急増していた。
これは自分もまずいもバタバタと帰宅してる間に寒気が。換気で窓を開けていたから寒いのか、熱があるのか分からなかった。家で検温したら完全に後者だった。
この日、市販の抗原検査キットで検査をしたものの、陽性は出なかった。

とりあえず自治体の相談センターに電話する。
現時点での医療機関の受診は控えるよう繰り返される(重症化リスクが低いため)。
ご飯が食べられなくなるほどになったら相談してほしい、と。
この後食べたご飯は普通に美味しかったので、大人しく自宅療養となる。
嗅覚・味覚障害が出なくてよかった。

しっかりした検査はできていないため、PCRの予約を取る。

このあたりで他の体調不良者の陽性報告が出てくる。
熱はあったが動けたため、とりあえずシャワーを浴びる。
客人用の布団を用意し、家族と部屋を分けることにした。

2日目

この日も熱は37度台。
予約したPCRに行く。意識がぼんやりするほどではないが、熱がある時に運転するのが怖かった(ドライブスルー方式のため、車で行くしかない)。
天気も悪くてスピードを落としていたら、後ろからクラクションで急かされて切なくなった。その車は猛スピードで追い越して行った。

帰宅後が一番しんどかった。家にあったカロナールを飲む。

この日は家族の誕生日。寿司をテイクアウトしよう!と張り切っていたが、それどころではなくなってしまった。
代わりにUber eatsでケーキを置き配してもらう。ありがたい。

咳が出てきたので、麦門冬湯を飲む。
昔から風邪の最後に咳が酷くなり、時には喘息のように止まらなくなる。だから咳は嫌い、というか苦手。医者で咳止めをもらえたらいいのに。
(以前薬でアレルギーが出たことがあり、市販薬はなるべく控えている。飲んでいる漢方は、以前医者から処方されたことがあり、飲んだことがあるもの。)

夜は咳で何度も起きた。寝られない。

3日目

咳で眠りが浅く、主に横になっていた。熱はなく36度台。

起きたときにはPCRの結果が来ていて、正式に「陽性」の判定が出る。
自治体の指示通り、陽性者の登録をする。
噂に聞いていた食料セットの配送は、色々と条件があって(家族や知人がどうしても手伝えない、のような)、私は該当しなかった。

LINE越しに会話する家族は抗原検査キット陰性のままで、体調も異変なしとのこと。買い物をお願いできたのでよかった。共倒れになっていたら、もっとずっと不便な生活だったと思う。

夜になると咳が出る。寝付けても1.5h〜2hに1回は起きてしまった。

4日目

熱はなく、症状は咳と鼻水。
サラサラの鼻水が詰まったり、垂れてきたりという状態。

仕事が心配になってくる。が、考えたくない気持ちにもなり、動画を流したりして気を紛らわせる。

でも咳は減ってきて、たまにむせ始めるとつらいな、という程度に。
この日も咳で寝付きは悪かったが、意外と起きることなく寝られた。

5日目

概ね前日と変わらない。
この日はなぜか朝から吐き気があり、1日を通して食欲が湧かなかった。
横になったり、ゼリーでお腹を満たしたり、省エネで過ごす。
外が荒れに荒れていて、気分も上がらない。

夜は寝られるようになった。咳は出ているようだけど。

6日目

咳は出て鼻声。その他不調はないため、日中完全に起き上がって過ごす。
そろそろ外のご飯が食べたくなってくる。悪天候でUber頼むのは申し訳なく、断念。
でもこの日は家族の作った味噌汁が美味しかった。
残りの療養期間で何をしようか考えて、noteにレポートを残すことにした。

7日目

鼻の通りが良くなった。はっきりと「あ、体調いいな」と感じた。
療養期間の延長はせず、社会復帰することにする。

全体を通して

どう考えても軽症だった。軽症で済んでよかった。
咳が辛かったが、私は熱がさほど上がらず、特別な倦怠感もなかった。
ただ、同時に感染した他の方が私と同じ症状だったわけではなかったので(もっと熱が高かったり、倦怠感が強かったり)、人それぞれだなと感じることが多々あった。
たまたまなのか、体質なのか…最後のワクチン接種から日が経っていなかったのも影響しているだろうか。(逆に有効に働いたのかも分からないが)

家族が感染しなかったこともよかった。それ自体もよかったし、動ける人間がいるということがありがたい。
同時に発症していたら、Amazonの置き配とか、デリバリーとかを駆使して凌いでいたのかな。
まだそれができる地域だからよかったけど、もっと田舎になると、かなり大変じゃないか…と思った。この時期は天候も安定しない。

基本的な過ごし方(家の中での隔離など)

  • 家族と部屋やトイレを分ける

  • 基本的には隔離用の部屋に篭る

  • キッチンや風呂は共通になるため、時間を分ける(感染者が後に使う)

  • マスクをしておく

  • 換気(家に24時間換気システム有+窓開けたり換気扇回したり)

  • 感染者のゴミは普通のゴミ箱に入れない

  • 感染者のゴミは袋にまとめ、二重にしてゴミ出し

  • 感染者の食器は自分で洗う(割り箸や紙コップも使っていた)

  • タオルの共用はしない

とにかく対面しないように…で疲れた。
※感染予防を保障するものではなく、あくまでこれを実施していたという記録です。

感染時、あるといいなと思ったもの

  • 解熱鎮痛薬

  • 喉や咳の薬の買い置き

  • 体温計 家族の人数分

  • 飲むゼリー

  • 寝たまま飲めるパックの飲み物(ストローだったり、パウチだったり)

  • 使い捨ての食器

  • のど飴

  • レトルト食品や乾麺、冷凍うどん

  • 開けるだけで食べられるお惣菜(サラダチキンなど)

  • 素手で皮を剥けるバナナやみかん

熱が高くなかったので、スポドリ飲むまではせず。
咳が辛い時は、白湯を飲んだりのど飴を舐めたり。
寝てる時の咳は…飴舐めるのも虫歯になりそうだし…(?)と白湯を水筒に入れておいた。
が、いちいち起き上がって飲むのが面倒なのと、そのワンアクション中の咳が辛かった。
寝た状態でもストローですぐ飲めるパックのお茶があれば便利だったなと。

おわりに

まずいと思った時にはもう感染してたのが怖い。
対策してるつもりでも、やっぱりどこかでもらってしまう。
正常性バイアスに負けずに対策をしておかないと、いざと言うときに焦る。

また社会に潜ります。

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