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日常雑感

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2022年2月の記事一覧

雑記   297   節分

雑記 297 節分

百貨店の野菜売り場には、春の野菜が山と積まれていた。
今日は「節分」。
陽の光には春に向かう暖かさが混じっている。

日が暮れて、「鬼は外、福は内」の豆まきの声は、この辺りでは、子供がいないのか聞こえてこない。
静かな節分の夜。

雑記   303   100年を生き続ける雛人形達

雑記 303 100年を生き続ける雛人形達

一年に一度、納戸の木箱から出される雛人形。

私の知らないこの家の人。
女の子の健やかなる成長を願って、と、その人のお母さんの、そのまたお母さんが、選んで贈ってくれたであろう雛人形。

今では、我が家では、骨董品のひとつとして、
一年に一度目覚めて頂く。
もう雛人形としてのお役目は果たし終わっている。

どのくらい前のものだろうか、という話になるが、
義母が1920年生まれで、その時にはあった、と

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讃美歌第二篇94番 ひさしく待ちにし
田中友子編曲

クワイヤで歌が歌えなくなって、2年以上が過ぎた。
昨年11月、長いブランクの末、活動再開、ということになったが、
直後蔓延防止法が出て、また、延期になった。
2月に入って
「合唱や合奏は控えるように」
という政府の方針が示され、奈落の底にさらに穴が開いて、
その先の「新金輪際」という境界まで落ちて行きそうな気がした。
いつになったら、元のような

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雑記   308   His Master's Voice

雑記 308 His Master's Voice

高田馬場でJRに乗り換え、池袋で東武東上線スペーシアに乗った。
乗ったはいいが、乗り換えの改札をSuicaでいつものように通過してしまい、降りる駅でSuicaが使えない、と知ったのは、現地に近くなってからだった。
Suicaが使えない、なんて、思ってもみなかった。

便利な生活が当たり前になってしまって、生活の感覚が狂っていることに気がつかない。

昼ご飯は、駅構内の売店か、駅前のコンビニで、おに

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