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This Weeks(4/4~4/16)

4/4~4/16

とんでもない時期が日常になってしまった。在宅勤務が本格化して2週間ほど経つ。人間はあらゆる状況に順応することで生き永らえてきた生き物である。私も人間、例に漏れずすっかり通勤しない生活に慣れてしまった。もう基本的には会社に行きたくない。まあそもそも学校に行きたいと思うような人種でもなかったので、会社に行きたくないのはわりと普通のことだし、家が十分に楽しいからこの生活はいいのだけど。

BOOKSHELF

前回の更新は番外編だったので、実際には3/11以降の読書歴・購入本の紹介になる。ただ、この外出自粛期間中(3月)、ものすごく断捨離にはまっていた。挙句、遂に本棚をリニューアルした。
高校生の時から、高さ180cmで前後に文庫本が収納できる、巨大な本棚を使用していた。そしてあらゆる引越しに付き合わせてきた。そんな田舎から連れ添った本棚を手放し、天板に本を積んでも腰の高さまでもいかないほどの小ぶりな、都会で出会った棚に本を詰め込むことにした。その結果がこれだ。

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本も1/5ほどに減らしまくった結果、しっかり納めることに成功して安心している。半面、やはり少しさみしさを感じる。超精鋭たちだけが残る本棚の背表紙を眺めては、ぼおっとしてしまうことがある。

BOOKS

だから、本が増えた。断捨離をした本は、結局読まなかった本がほとんどだった。いつか読むと取っておいた文豪たちの未読作品。いつか読むと取っておいた専門書。古本になっても価値があると信じてきたアートブック。そういった部類を売り払い、新しくできた隙間に息を吹き込んだ。

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こんな時期なので、少し深みに迫りたい。そして、こんな時期なのでやんわり曖昧に浸りたい。そんな感じのセレクトだなあと感じている。1月に購入した本も手つかずのものばかりだから読まないと。でも読書をする時間だけは存分にある。

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ということで西加奈子「サラバ!」を読んだ。文庫でも購入した「i」だが、こちらはハードカバーで購入し即読了、即号泣した作品なので手元に置いておきたく改めて購入した。対して「サラバ!」については当時ハードカバー2冊分の出費が痛く、文庫になるまで待つ決断をした。そして文庫になったタイミングで購入したはいいけど、今度は読む時間がとれなくなってしまったのだった。本には出会うタイミングがある。そのタイミングにより評価が分かれてしまう。私は「i」に出会ったタイミングは最高で、「サラバ!」を読んだタイミングは少し遅かったのかもしれない。ただ姉の手紙は最高だった。

MUSIC

そういえばiMacを売り払いiPadを新調したのだけど、そのタイミングに伴ってApple Musicのライブラリを刷新した。

そんなタイミングで、聴いていた音楽はこちら。マカロニえんぴつのさわやかでへんてこでキャッチ―なところが好き!またプレイリストバトンが回ってきたのでプレイリストを作成したり、次にバトンを回す人を思い浮かべながらテーマを考えたりして、わりと音楽にはふれられて楽しかった。

マカロニえんぴつ『hope
KEITA『inK
The Strokes『The New Abnormal
Four Tet『Sixteen Oceans

TELEWORKING

在宅勤務を始めたのが3/27(金)なので、もうすぐ3週間が経つ。新入社員受け入れ準備などで出社した日はいくつかあるが、冒頭でも述べた通りほぼほぼ慣れてきた。いまのところの感想を、記録のためメモしておきたい。

・家のほうが仕事に集中できる
・意外とフルタイムでしっかり業務しちゃっている
・業務が緩やかなら、ランチタイムを取ったり映画鑑賞などが全然叶う
・マジで現金つかわない
・マジで外歩かない
・散歩がてら、テイクアウトのランチとか買いに行ったほうがよい
・社内コミュニケーションも9割がた文字のみのコミュニケーションのため、脳が疲弊してメールの読解力が落ちる
・意外とTwitterにふれる時間が減った
・通勤時間がなくなったことで、心の余白が減った気がする

Next Weeks...

在宅勤務の解除はもちろん、自由に出歩いたり旅行することも叶わないだろう。そんなときはひたすら家にこもる。精神さえ健全であれば健康でいられる。でも健全な精神は健全な肉体に宿るもの。結局、しっかり運動をして、睡眠をとって、食事をとって、やることをやる(なければ設定する)。それに限る。あしたも生きましょう。

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