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2021年下半期に読んだ最高の本5選【新たな自分と出会える本】

新たな年を迎える前に、新しい自分と出会えるような本を探してみませんか。

早いもので2021年もあと少しとなりました。

僕にとっての2021年は、子どもが生まれた7月が大きな転機となりました。

子育てや仕事に奮闘し、なかなか思うように時間が取れない日々が続きましたが、それでも続けてきた大切な習慣があります。

それは、読書です。
まだ少し残っていますが、4月から12月の間に約40冊の本と出会うことができました。

そんな、2021年の下半期に読んだ40冊の中で、特に最高だった5冊を今日は紹介したいと思います。

新たな年を迎える前に、新しい自分と出会えるような5冊
ぜひ、どんな本なのか見ていってください!

1 戦略の本質を知れる名作「良い戦略、悪い戦略」

まず1冊目に紹介するのは、「戦略の戦略家」、「戦略の大家」と呼ばれるリチャード・P・ルメルト氏の「良い戦略、悪い戦略」です。

あなたは戦略家ですか?

戦略と急に言われても、「そんな大それたことを」と感じてしまいますが、私たちの日常には多くの戦略が隠れています。

「どうやって仕事をうまく進めるか」
「どのように幸せな家庭を築くのか」
「どうしたら恋愛が上手くいくのか」

意識・無意識こそありますが、私たちは仕事・私生活、どんな場面でも、上手く進めるための戦略を考え実行しています。

そんな誰にでも関わる戦略について、「良い戦略とは何か」というシンプルな問いに本質的な答えをくれるのがこの1冊です。

良い戦略とは何か、この本ではシンプルな3つのポイントが挙げられています。

それは「診断」「基本方針」「行動」です。

まずは、現状を正確に診断し、自分のリソースをどこに投入すればいいのか方針を立てる、そしてその方針のもと行動する。

シンプルだけど奥深い、良い戦略のポイント

良い戦略について深く考えたい方は、ぜひ手にとってみてください。

2 日々を形作る「シンプル・ルールズ」

次に紹介するのは、ドナルド・サル氏の著作「シンプル・ルールズ」です。

この本は、物事をうまく進めるために、いかに「シンプルなルール」が必要なのか、どうすれば「シンプルなルール」を活用できるのか知れる本です。

先ほどの「良い戦略、悪い戦略」では、良い戦略とは「診断・基本方針・行動」の3つだとお話ししましたが、とってもシンプルですよね。

私たちの生活では、考えることが膨大です。
そのため、考えるべきことが複雑だと、それだけで脳のスペースを使い果たしてしまいます。

だからこそ、脳のスペースを使わないシンプルなルールはとても役に立つのです。

本質について考えに考え抜いて生まれたシンプルなルールにこそ価値がある。

あなたの生活にシンプルなルールを取り入れてみませんか?

3 AIの仕組みを知る「教養としてのAI講義」

あなたはAIについてどれぐらい知っていますか?

AI、人工知能はどんな仕組みで作られているのか、その一端を知りたい方にぜひオススメなのが「教養としてのAI講義」です。

既に様々な分野でAIが導入されていますが、私たちがAIに触れる機会は今後ますます多くなることが予測されます。

AIを実際に作ることはないとしても、AIを導入すること、AIを活用することは、今後仕事をするうえで選択肢の1つとして持っておくべきだと思います。

そういった意味で、AIがどのような仕組みで動いているのか知っておくことは、理系文系問わず必須になるのでないでしょうか。

この本では、画像認識、翻訳、囲碁やチェスで勝つAIなどの仕組みをおおまかに知ることができます。

読み切るのがなかなかハードな分、一冊だけでAIの仕組みを知れる一冊
ぜひこの冬に腰を据えて読んでみてはどうでしょうか。

4 嫌われた監督

次に紹介する本はここまでの3冊とは毛色が違いますが、中日ドラゴンズの常勝時代を築いた落合監督について迫った「嫌われた監督」です。

僕は生粋の中日ファンなのですが、中日ファンの僕にとって落合監督は、強い中日の象徴である一方、つかみどころがない不思議な存在でした。

そんな不思議な落合監督の、心の深淵に触れることができるのがこの一冊です。

誰よりも真面目で人情深いからこそ、徐々に心を閉ざしていった落合監督の8年間が、ノンフィクションながらもフィクションに感じるほど、奥深いストーリーで語られています。

著者鈴木忠平氏の人間を描き切る能力に圧倒される、中日ファンはもちろん、野球を好きではない人にもオススメしたい一冊です。

5 サピエンス全史

最後に紹介するのは、今年一番僕の心を揺さぶった一冊、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の著作「サピエンス全史」です。

この本は僕の人生観、人間観を変えてくれた、より大きな視点を与えてくれた大切な本になります。

この本を読んで心から思うのは、人間について深く考えるには、人間について知る必要があるということです。

人類はどのように生まれ、どのように発展してきたのか知らなければ、現代の私たちについても深く知ることはできません。

そういった意味で、「現代の私たち」「これからの私たち」について知るために人類史を編集した「サピエンス全史」はとても価値があるものではないでしょうか。

以前noteにも書きましたが、男女差別、科学の発展、人間の幸福など、現代を生きる私たちにとって欠かすことのできないテーマについて、知ること、そして深く考えることができます。

まだ手に取ったことない方はぜひこの本を読んで、人間について、人生について自分なりの考えを深めてみてください。


さて、本日は僕が下半期に読んだ40冊の中から、特にオススメな5冊について紹介してきました。

子どもが生まれてから自分のために使える時間は少なくなりましたが、それでも僕に取って読書の時間は欠かせないものです。

真剣に向き合った本の中から選びに選んだ5冊ですので、ぜひ読んだことのない本があれば手に取ってみてください。

あなたの心に響く本に出会えると嬉しいです。

本日も最後までありがとうございました!

もし良ければスキ&フォローをお願いします。
また別のnoteで出会えることを心待ちにしております!

【上半期最高の5冊はこちら】

【サピエンス全史について】


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