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2022年3月のお仕事

写真は佐久市内の築120年の土蔵。

以前に古民家再生プロジェクトの現場を見学させていただいた新津技建さんがこれを解体し、佐久穂町に移築して宿泊施設として蘇らせようというプロジェクトをスタートされました。
解体作業のお手伝いに夫が参加した際に少し見学させてもらいましたが、想像以上に立派な蔵!
こういうのがまだまだ残っているのがすごい。でも、今後はどんどんなくなっていくんだろうなぁ。きちんと手を入れて保存していくプロジェクト、すごく貴重だなぁと感じました。

移築先はうちからも近い場所のようなので、解体された柱や梁などが再び組み上げられる様子も見られるのかな〜と楽しみです。

移住3年目に入りました

この町に来たのが2020年3月31日なので、3年目がスタートしました。
昨年は「ここに来て1年」というnoteを書いたので、今年も何かまとまった文章を…と思っていたのだけれど、その余裕がなかった…。いろいろおもしろい仕事のお話をいただいたりしたこともあって、「週休3日」の野望はどこへやら…の3月でした。

1年前を振り返ると、ここでの生活に満足しつつ、「もっと地域と関わりのある仕事もしたいな」と考えていました。
そしてこの1年は、「さくほ通信club」の活動をしたり「ながの人事室」の取材をさせてもらったりと、その希望が少しずつ叶っています。

この春からは「佐久穂町地方創生推進会議」の委員も拝命しました。
「私でいいのかしら…」という不安もありつつ、もっと町を知り、つながりをつくるチャンスだと感じ、やらせていただくことにしました。
私がどっぷり浸かっている大日向小学校のコミュニティと、佐久穂町のそれ以外のコミュニティとが、どんどんつながっていくようなきっかけが作れたらいいなぁと思っています。

3月公開の記事

長野県富士見町でサステナブルなコワーキングスペースの運営を追求する「富士見 森のオフィス」を取材しました。
「森のオフィス」の 津田 賀央さんは、もう6年以上前、地方移住・二拠点居住・複業の先駆者として取材させていただきました
それから富士見町をどんどん盛り上げ、世の中が地方移住やワーケーションに注目する頃には一歩先んじて環境問題に真剣に取り組まれていて、これは再度じっくりお話を聞きたいな、と思ったのです。
訪問してみると、みんなが無理なくできて、ちゃんと効果のあることを上手に実践されていて素晴らしかったです。
地球に優しい働き方やオフィス、今後も取材していきたいです。

昨年9月にスタートした「組織再考計画(Re-Thinking Organizationsプロジェクト)」の第2フェーズのレポートと、有識者インタビューの記事が公開されました。
プロジェクトでは現在、最終的な提言内容の発表を準備しているところです。
約半年あまり、ライターとして皆さんの議論に同席させていただきましたが、深い知見をもったプロジェクトメンバーのみなさんの議論がとても刺激的で、面白い経験でした。

日本の経営者の意識、組織の実態調査から浮かび上がった重要な論点

まずは自社の現状把握から。『カルチャーモデル』唐澤俊輔氏に聞く組織を次のフェーズに引き上げるプロセス

Biz/Zineでは、おなじみ埼玉大学の宇田川先生と、昨年12月に『みんなのアンラーニング論 組織に縛られずに働く、生きる、学ぶ』を出版された法政大学経営学部の長岡健先生の対談のライティングを担当しました。
組織の役に立つためではなく人間として豊かになるためーーという「学習」の根本を語る内容は、多くの組織で新社会人を迎える今こそ読まれるべき内容だと思います。

もうひとつは、『ワールドクラスの経営』の日置圭介さんと資生堂のCFOである横田貴之さんの対談記事です。
横田さんは新卒で住友商事に入られた後、複数の外資系企業で財務経理のスキルを積み上げてこられた方で、欧米流のキャリアを磨き方ってこういう感じなんだなぁと大変勉強になりました。そういう方を招聘したという点で、資生堂のグローバル化に対する本気度も感じられました。

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