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2023年7月のお仕事

忘れられない思い出ができた7月でした。
27日と28日、2020年来コロナ禍で中止されてきたお祭り「祇園祭(ぎおんさい)」が4年ぶりに開催されたのです。
私がここに越して来てから初めての祇園祭でした。

上の写真は、山車に載せられたお神酒を分けてもらったもの。お正月と結婚式以外にお神酒をいただくのも初めて。夏に外で飲むお酒、美味しかったです(その後で買った生ビールも!)。

町の皆さんの思い入れがあってすごく盛り上がると聞いてはいたのですが、百聞は一見に如かず、渦中にいて感じる熱気は想像以上のもの。
交差点で回る屋台の迫力を、ぜひご覧あれ↓

特に私が住んでいる東町では、今年を含めてあと3回で山車の運行を終了する(※)ことが決まったので、お祭りの楽しさを感じるほどに切ない気持ちにもなりました。
※ここの祇園祭は、佐久穂町の中の高野町というエリアにある諏訪神社の氏子である柳町、翠町、相生町、東町の4町(”町”の入れ子状態!)が、それぞれに山車(この辺の人は”屋台”と呼ぶ)を運行します。

うちは商店街の中にあるので、家を一歩出ればそこがお祭り会場なのが新鮮でした。見知った顔がいっぱいで、すぐに友だちを見つけた子どもに「自由に遊んでおいで〜」と言える、程よい規模感なのも嬉しい。

これからも続いてほしいなぁ…って言うのは簡単なんだけどね。地域の伝統と担い手の問題、一筋縄ではいかないですよね。

7月公開の記事

今年のさくほ通信clubは里山の楽しみをたくさん体験するぞ!ということで、4月の山菜採りに続いてタケノコ狩りに行ってきました。
身軽に竹藪に分け入り、ホイホイとタケノコを採っては渡してくれる、案内役の三石さんのカッコいいこと。そんな素敵な方々に出会えるのも、この活動の魅力です。

Biz/Zineでは前月に続き、新刊『人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~』の刊行を記念して、ソニックガーデン代表 倉貫義人さんとゲストの方の対談記事のライティングを担当しました。今回のゲストはクレディセゾンCTOの小野和俊さんです。倉貫さんも小野さんも大企業とベンチャーの両方を経験していて、その上で大企業が変わっていく必要性を(ディスるのではなく)提言されているのが面白いところです。

こちらは『企業進化を加速する「ポリネーター」の行動原則 スタートアップ×伝統企業』の主著者である中垣徹二郎さんへのインタビュー記事です。ここでも、ベンチャーと大企業の論理の違いとそれを乗り越えることの重要性が語られています。それがベンチャーキャピタルの立場から語られているのが面白く、また社会にインパクトを与えることを志向する投資家の考え方というものが垣間見られて勉強になりました。

英治出版オンラインでは、『ガラスの天井を破る戦略人事』(コリーン・アマーマン/ボリス・グロイスバーグ 著、藤原朝子 訳)の出版を記念したインタビューの記事化もお手伝いさせてもらいました。
第一弾は株式会社陽と人の小林味愛さん。
本の感想から、ご自身の官僚時代の経験、起業した今も直面する女性に対する偏見、そんな社会で女性が働いていく上で大切な組織の決定権者(現在は主に男性)と、家庭での対話の大切さについて。とても説得力があります。

私が職業ライターとしてデビューしたITmediaで、コラムを連作させていただくことになりました! 第一弾は、働き方とジェンダーの問題について。
記事中で引用した『働く女性と階層化: 仕事・家庭教育・食事をめぐるジレンマ』がオススメです。研究書なのでとっつきにくいかと思いきや、たくさんの働く母親たちの生の声が出てきて、共感したりちょっと胸が苦しくなるような感覚を覚えながら、とても面白く読めました。

最後に、私が書いた記事ではなく、インタビューされた記事です。Yahoo!ニュースに週休3日制についていろいろ書いていたのを見た記者さんが連絡をくださいました。週休3日について、私が気になっているポイントを端的にまとめていただき、感謝です。


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