364日後にUX/UIデザイナーになりたい工学部生〜自己紹介②〜
こんにちはこんばんは、
あえて昨日の記事で「また明日!」と書いて自分を追い込んだヤッチです。
昨日の記事、想像していたより随分多くの方がいいねしてくださって、感謝至極です・・・ありがとうございます・・・!
レスポンスがあると本当に発信って楽しいしうれしいですね。もっと早く始めてりゃよかった。
さて、昨日は自分が工学部で学業への熱意を失ったまま学年を進めていくものの、教授に“自分が本当にやりたいこと”を見つめ直す機会をいただき、
「自分が作ったもので、人が喜んでくれること」
というモチベーションの原点にたどり着くところまでお話ししました。
研究内容に掲げた「コンピューターシステムのパラメータにユーザー評価を導入する」ってのは結構大雑把な説明なのですが、もし詳しく知りたい方は昨日の記事に貼ったポートフォリオ見てください(突然の宣伝)
研究のためにユーザー評価について調べていると、“ユーザーエクスペリエンス(UX)”という言葉はすぐに出てきました。
ただ、この時の僕にとってUXは、あくまでユーザーアンケート結果をまとめて定量評価を得るための手段でしかありませんでした。
“UXデザイン”という言葉はたくさん目にするものの、あくまでシステム設計を行うための一過程に過ぎなかったのです。
ただ、ここで初めて「デザイン」というものが何なのかを知ることになります。
僕がそれまで思っていたデザインへのイメージは、
絵を描いたり、かっこいい形の製品を作ったり、
ほぼほぼアートと同じような”天才”が作るものだと思っていました。
中高進学校で周りに合わせてそこそこ勉強をして、なんとなく工学部に来ている自分とは違う、才能だけで戦う世界なんだと。
でも、デザインにはちゃんと一つ一つにターゲットと目的が先にあって、極めてロジカルに作られているんだ、ってことをここで知るんです。UXという言葉を通して。
システムを再設計することが目的なのに、そのうち僕は気付いたら手段であるユーザー評価の決め方を調べることに夢中になっていました。
当然手段を明確にすることは大事なプロセスですが、その夢中具合が違いました。
本当に心から楽しかったのです。
ほうほう、いろんなリサーチ法があるのか、
アイトラッキングは研究と合っているけどコストが見合わないな、
ユーザビリティテストは使えそうだけど、サービスの形になる前のシステムの状態で使っていいのだろうか、
数字で見えないユーザーの気持ちってこうすれば明らかになるのか、
こうやって楽しいユーザー体験って作られるんだなあ。
デザインって、いいなあ。おもしろいなあ。
四年生で大学院の院試を控えていた僕は、気付くとこんなことばっかり考えていました。
だから、デザイナーに俺はなるんだ!!と決めて、潔く電気情報工学科の道を諦めて芸術系の院試を受けました。
・・・・
いやいや!!
そんな簡単に行かないって!!
そう、そんなに僕は挑戦する勇気があって、やりたいと思ったらすぐ行動に移せるタイプじゃなかったんですよ、僕は。
だって、今までやりたいことを見つけられず、周りに何とか足並み揃えることしか考えてこなかったんだから。
いくらデザイナーが天才だけの職業じゃないって分かったとはいえ、やっぱり周りに工学部からデザイナーになった人なんかいない。
これまで全然デザインに触ってこなかったのに、今更始めたって勝てっこない。
それに、大雑把な理由とはいえ、自分で選んだ電気情報工学科。
にも関わらず、結局そこではたくさん努力を積めるような熱意は持てなかったじゃないか。
どうせデザインの勉強を始めたところで、すぐ熱意が冷めてしまうに決まってる。
おうおう、当時の気持ちを思い出しながら書きましたが何という卑屈のオンパレード。
「卑屈」の辞書にそのまま載せてもいいぞこれは。
ともかく、そういうマイナスな考え方をしてしまっていました。というか、長い年月をかけてそういう人間になってしまっていた。
さて、この記事で自己紹介を終わるつもりが、思ったよりメンタルジェットコースター編が長くなってしまったので次も続きます。
こういうセリフは少年ジャンプの長期連載作家だけが言うものだと思ってたんですが、僕の自分語り程度でも言えるんだな。
ただ、どんよりな感じで終わってしまったので一言付け加えておくと、
いまは本当に “デザインが楽しい” です。
ここからどんなきっかけでデザインの道に進むようになるのか、
もしすこーしでも気になってくださればぜひいいねorフォローお願いします。
またまた長文失礼いたしました。ではまた明日です!!
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