谷津矢車

歴史、時代小説分野を専門にしている商業小説家。ゆるふわ系男子になりたい。

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    谷津矢車刊行作品一覧

    ◆最新作 こちら。◆連載中小説 今のところ連載終了です。 ◆刊行予定 2019年11~12月「桔梗の人(仮)」(潮出版社)刊行予定 ◆狩野永徳シリーズ   → こちら◆戦国時代       → こちら◆江戸時代       → こちら◆幕末・近代      → こちら◆アンソロジー     → こちら◆文芸誌のみ掲載短編  → こちら

      • 八重洲ブックセンター本店フィナーレ企画・八重洲挿話に寄稿した拙作「南大工町の幽霊譚」のライナーノーツ

        【PR】 イントロダクション  三日あまり八重洲ブックセンター八重洲本店さんにて開かれておりました企画「八重洲挿話」にお越しくださったみなさま、まことにありがとうございます。  こちらは朗読集団「ある日の役者たちの自主練」さんと歴史小説イノベーション操觚の会との協働企画で、操觚の会会員の書いた、八重洲をテーマにした書き下ろし小説を「ある日の役者たちの自主練」の皆さんで朗読するというものでした。その企画にわたしも書き下ろし作品で参加した次第でございます。八重洲ブックセンター

        • 2023年3月9日(木)19時より、Twitterスペースにて『小説家の話を聞いてみよう#18【ゲスト:天野純希】』を開催します

          【PR】  随分時間が空いてしまいましたね……。前回の佐藤青南先生回が十月なので、もう四ヶ月ほど何もしておりませんでした。その間何をしていた、って? 決まってるだろ原稿ですよコンチクショウ! ……と誰に対してなのかわからない言い訳をしている今日この頃でございますが。  というわけで、Twitterスペース企画『小説家の話を聞いてみよう』、再始動となります。  次回のゲストは、歴史小説家の天野純希先生です。  商業歴史小説家を顕彰する中山義秀賞や、日本歴史時代作家協会賞作品

          • 『自由は死せず(上下)』(門井慶喜 双葉文庫)の解説を担当しました

            【PR】  本日はお知らせです。  板垣退助を主人公にした歴史小説『自由は死せず(上・下)』(門井慶喜 双葉文庫)の解説を担当いたしました。  このお話をいただいた時、ホントにビビりましたよね……。門井先生といえばミステリ・歴史小説の二刀流作家として知られ、小説分野ではもちろん、評論・エッセイでも高く評価されているすごい作家さんであり、そんな世間の評価をおいても谷津も普通に愛読している作家さんなのですよ……。門井先生作品の解説ならば偉い作家さんに頼むべきじゃろとは心中で悲

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          • 『鎌倉燃ゆ』関連
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            谷津の2023年の予定

            【PR】 イントロダクション  皆様、今年もよろしくお願いいたします。谷津でございます。  新年ではあるんですが、わたしは三年一期、しかも三月に期が切り替わるので、正月だからといってなんら気分が一新することはなく、家で酒が飲めるぞやっほほい、という感じでおるばかりです(実は今年は年賀状を出せておらず、その処理をしないことにはヤバい感じなのですけれども)。  とはいえ、世間並みのことはしておかないとなあという思いもあるため、ここで、2023年のお仕事予定についてある程度お話

            2022年のお仕事を振り返る

            【PR】 イントロダクション  えっ、もう12/30!? 嘘だろ、まだ年越しそばとかかまぼこも買ってない! さあどうすべえか……。というわけでこんにちは。谷津矢車です。ぶっちゃけ仕事は終わってません! それどころか、明日にも仕事の告知があるんだYO! と、何に対してキレ散らかしているのかよく分かりませんが、なんもかんも収まる気配がありません。  とはいえ、何も回顧せずに来年に突入するのもよくないので、2022年の回顧記事的なことをやっていこうと思っております。 小説につ

            『しょったれ半蔵』(小学館文庫)、12/6、標準発売日です

            【PR】  はい、というわけで、今年最後の刊行になるんじゃないかと思います。  2018年(だったかな?)に単行本で刊行しました『しょったれ半蔵』(小学館)が文庫化の運びとなりました。  気持ちは武士なのだけど、父親が忍者だったおかげでなぜか家康に忍び働きを期待され、その都度奮闘する羽目になるというエンタメ歴史小説でありつつ、徳川家康の覇道の前半期を描いた小説でもあります。なんでも来年の大河ドラマは徳川家康が主人公とのこと。本作で予習するのも一興かもしれません。  丹地陽

            拙作『北斗の邦へ翔べ』(角川春樹事務所)が第十二回本屋が選ぶ時代小説大賞にノミネートされました

            【宣伝】  というわけでお知らせです。  拙作『北斗の邦へ翔べ』(角川春樹事務所)が本屋が選ぶ時代小説大賞にノミネートされました。  ちょっと意外。  というのも、『北斗の邦へ翔べ』、2021年刊行の作品だったからです。とはいえ、ノミネートしたんだからハッピー。  実は本賞と谷津とは深い縁があり……。  なんと六回目のノミネートです。  今年で十二回を数える本賞のうち、二回に一回は登板。さらに、わたしの九年に亘るキャリアの内、呼ばれなかったのは僅かに三回。三回に二回は登

            2022年9/20頃発売予定『ええじゃないか』(中央公論新社)はこんな話

            【PR】  さて、今日はもうそろそろ刊行が迫って参りました新作『ええじゃないか』(中央公論新社)のご紹介をしたいと思います。  過去記事はこちらから。WEB書店さんへのリンクもあります。 さて、どんな話なのか、わたしなりに紹介しようと思います。 「ええじゃないか」ってなに?  「ええじゃないか」、よく聞きますよね。今では某アイドルの曲のモチーフに使われていたり、某遊園地の絶叫マシーン名に使われていたりするわけですが、本来はある歴史的事象を指します。  以下の話は諸説あ

            2022年9月20日頃、新刊『ええじゃないか』(中央公論新社)が刊行されます

            【PR】  はい、というわけで表題の通りお知らせです。  2022年9月20日頃、新刊が出ます。  『ええじゃないか』中央公論新社 です。  というわけで、装画をイラストレーターの山本祥子さんにお願いいたしております。デザインは芦澤泰偉事務所の五十嵐徹さんにお願いいたしております。  どういうお話か、って?   本作は幕末に起こった「ええじゃないか」をモチーフにした時代小説です。慶応三年夏の終わり、東海道で突如として起こった騒ぎの真相と、あの時代の空気を背景に、「え

            2022年9月25日(日)、天狼院書店さん「小説を書く人のための読書講座」に登壇します

            【PR】  なんて恐ろしい講座を開講するんだ……。  はいどうもこんばんは谷津です。  今回、とんでもなく恐ろしい講座に登壇することになりましたのでそのご報告です。  こちら!  天狼院書店さんでは小説執筆を趣味にしたい方向けの小説講座を開かせて頂いており、そのやり取りの中で、天狼院書店のスタッフさんのプロ小説家養成講座に関する悩みを耳にしたのがこの講座の始まりでした。 「プロ小説家養成講座の受講者さんの中に、あまり本を読まない方がおられるのですよね……」  趣味で小

            2022年10月15日(土)21:00よりTwitterスペースにて『小説家の話を聞いてみよう#17【ゲスト:佐藤青南】』を開催します

            【PR】  前回の柊サナカ先生回、お聴きくださった皆様、まことにありがとうございました。同期の桜である柊サナカ先生と「わしら十年、きっちりがんばりましたねー」とニコニコ話す二時間でしたが、一方で妻が「質問、かなりぶっこみすぎじゃない?」と青い顔をしていましたHAHAHA。まあ、そして谷津が全体に喋りすぎなんじゃないか問題があり、ちょっと反省をしている今日この頃です。  というわけで、早くも次回のお知らせです。  次回ゲストは佐藤青南先生です。  熊本大学法学部中退。ミュージ

            2022年7月25日(月)21:00よりTwitterスペースにて『小説家の話を聞いてみよう番外編【ゲスト:オール讀物編集長・川田未穂さん】』を開催します

            【PR】  ええと、急な話なんですが、『小説家の話を聞いてみよう』につきまして、普段と変わった会が開催されます。いや、まさか編集者さんをお呼びする日が来るとは思ってみませんでしたYO、あはは。  次回ゲストの柊サナカ先生   の前に、急遽お呼びすることになったのは、文藝春秋の編集者であり、現オール讀物の編集長である、川田未穂さんです。  川田さんは文藝春秋内部の様々な雑誌編集を経験した後、大衆文芸雑誌の『オール讀物』の編集者を長く務め、現オール讀物編集長として様々な企画の

            日経新聞夕刊にて縄田一男さんより『宗歩の角行』の書評を頂きました & 7/2、タゲだ! 青森放送です

            【PR】   書評を頂いちゃいました  いやー、ありがたい! どうも谷津です。  新聞書評を頂いてしまいました!  評者は文芸評論家の縄田一男さん。詳しくは書評に譲りたいのですが、  著者としての新境地とお認め頂けたようです。まことにありがとうございます。実は今、かなり上り調子でして、たぶん本書から数作、あるいはそれからずっと、本作くらいのレベルの本が立て続けに出続けるんじゃないかという予感があります。まあ、それもこれもわたしの頑張り次第ですけどね! タゲだ! 青

            『小説現代』にて柳亭小痴楽師匠より『宗歩の角行』(光文社)の書評を頂きました

            【PR】  少しご連絡が遅れてしまい申し訳ありません。  (というか、様々なご連絡が諸々滞っており、本当に申し訳ない限りで……)  新作『宗歩の角行』(光文社)に書評を頂戴しました。  評者は落語家の柳亭小痴楽師匠。ありがとうございます!  本作、語り物的な側面もある(なにせ二一人の一人語りで成立しているので、非常に語り物的であったりします)小説だけに、語り物を生業になさっている小痴楽師匠がどうお読みになるのか、書評を拝読するまでびくびくしていたのはここだけの話です。  

            2022年8月6日(土)21:00よりTwitterスペースにて『小説家の話を聞いてみよう#16【ゲスト:柊サナカ】』を開催します

            【PR】  さて、先日は『小説家の話を聞いてみよう』水沢秋生回、お聴きくださった皆様、まことにありがとうございました。前回の水沢回は年次が近い(上に業界経験もめちゃくちゃ長い)水沢さんをお呼びし、色々とビターな二時間になりつつも、水沢さんの作家性に迫ることのできた二時間になったんじゃないかと思っています。  というわけで、告知だけはさせて頂いていたのですが、日程が定まって参りましたので、次回のゲスト紹介と参りましょう。  次回ゲストは、柊サナカ先生です。  香川県生まれ、