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八ヶ岳山麓暮らし 2080 キャラ設定編(2)

カント28歳。アイヌ語で「天,天空,大空,宇宙」を意味する。
キナ16歳。アイヌ語で「草,雑草,山菜」を意味する。
2人は野辺山のムラを出て、他の世界を観るために八ヶ岳山麓の旅に出る。

 バディのキャラ設定って「間」が重要!、ということで「清里シーン」を描いてみました。人間描けない問題を克服するための練習もかねて。前回は、スケッチブックに手書き、ペン入れ、スクリーントーン貼り、スキャナでデジタル化だったんですが、今回は、描画もデジタル化を目指します。   iPad Proの中古を手に入れて、Apple Pencil & Procreate でのチャレンジ。トレース練習版。描き込んで、オリジナルに昇華させなきゃですね。

その1

その2

その3

 キナが着ているのは、修了した中学校の制服。2080年の世界では、「貨幣」と「人口」と「国家」が喪失されて、学校制度はなくなっていますが、野辺山地区のムラが集まって、自分たちで小中を開設している設定です。
 ポカリスエットのCM動画『ポカリNEO合唱 ボクらの夏 バックストーリー』から、シーンをトリミングしてトレースしてみました。

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 これは、カントが旅に出ることを決意するシーン。貨幣経済の消滅は輸出入を消滅させ、日本では石油や石炭が入手できなくなっています。結果、ガソリン自動車やディーゼルの鉄道、商業電力が停止して、電車も動いていません。カントは、生活物資を取得するために、野辺山から徒歩での日帰り圏内には出歩いていますが、キナは中学を出たばかりなので、野辺山から外に出るのは、今回の旅が初めてになります。

 また、宇宙電波観測所の45mパラボナ電波望遠鏡は、天頂を向いて停止したまま。管理者がいなくなった望遠鏡を登った頂上にある副反射鏡のメンテナンスエリアが、カントのお気に入りの場所になっています。カントは、世界の設定を知るために、東京からまれびとが訪れるという「小淵沢」と、その先に回り込んだ八ヶ岳の稜線の向こう側、縄文のムラを復活させているという「諏訪」の地を目指します。

 カントのイメージボード。Procreate の描画ツールテスト。

カント

 エピソードを考えながら、2人を描き込んでみます。

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キナ↑とカント↓(タイトル用に描いたときよりだいぶこなれてきました)

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 次回、旅のエピソードのアイデアをメモしたいと思います。

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2020年9月10日

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