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本の棚 #10 『リーダーの仮面』

『リーダーの仮面』

識学 安藤広大

様々な組織の在り方が

時代の流れとともに

リリースされる。

絶対的な正解はない。

ただ識学(=意識構造学)には

絶対的な論理性と

ゆるぎない自信のようなものを

感じる。

私が勤めている会社も導入している。

今までの当たり前であった

モチベーションマネジメントを否定し

リーダーの仮面という武器を手に入れる。

なにも素の自分で勝負せよ

というわけではない。

「これならできる」

そう感じる人も多いかもしれない。

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本当に大事なのは、日々のズレをなくすことです。

上司と部下の間で日々繰り返される

コミュニケーション...

そこには「誤解や錯覚=ズレ」が潜んでいる。

そしてのそれらに気づかず

どんどんズレが大きくなると

組織は悪い方向に進み、崩壊する。

いいリーダーのことばは遅れて効いてくる

いい人と言われるリーダーのことばは

あとには残らない。

その場限りの消耗品だ。

いいリーダーのことばはそのときは

厳しく感じたり

苦しくなったり

わからなかったりする。

でもあとからじわじわ効いてくる。

「あのときのことばはこれのことか」

だからいいリーダーはそのときは

感謝されない。

あとになって感謝されることが多い。

モチベーションの有無や個人差によらない「理論」

これが本当なら最強だと思う。

リーダーシップ、マネジメントに

特殊な能力は必要ない。

数学や物理のような理論的なもの。

これまでモチベーションを活用しているようで

逆に振り回されていた記憶がよみがえる。

やる気を上げて一気にやることより平常心で淡々と成果を出すほうがはるかに大事です。その環境を整えるのが、リーダーの仕事なのです。

この「淡々と」がポイント。

上がったテンションは必ず下がる。

達成会の翌日の成果統計がとりたい。笑

一瞬だけ飛躍的に成果を出せばOK!なんて

評価されない。

コンスタントに成果を出し続けるほうが

組織としての評価に値する。

モチベーションはある種の薬で

副作用があるのだ。

さらばレッドブル。識学を授ける。

感情を脇に置いて「ルール」で管理し、「位置」によるコミュニケーションをする

これまで6店舗ほど勤務した経験が

あるが、まずルールが明確でない店は

成果が出にくい。

責任の所在があきらかになっていなためだ。

またルールがないので所属意識も低い。

感情的ないざこざが発生しやすい。

まずは誰もが守れるルールをつくろう。

次に上司と部下の位置。

友だちか?と思えるような関係が多く

こちらも成果が出ない。

上司からの指示が期限どおりに

実行されないことが多いからだ。

下手をすると上司から部下へ

「これお願いできる?」と

お願いしちゃってる。

これらのズレを正してくことで

組織はまっすぐ成果に向けて

歩き出すことができる。

もちろん著書で語られているのは

これだけではない。

ただあまりにも中身が濃厚すぎて...

書ききれません。

ちなみに「ルール」「位置」のあとは

「利益」「結果」「成長」

と続く。

迷っているリーダーのみなさん

一度読んでみてください。



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#リーダーシップ #マネジメント

#ズレ #プレイングマネージャー


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