店長あるあるなあなあ日記〜人のせいにしない〜
「人のせいにしない」とは
他人のせいにしない
そして
自分という人のせいにもしない
えっ、自分のせいじゃないの?
一般的には「他責にするな、自責で考えろ」
ただ自分のせいというのは、なかなか受け入れられない人も多いのではないか。もちろん、素直にそれができる人はそれでいいと思う。今すぐ違う記事を読むことをおすすめする。
とはいえ、責められると守りたくなったり、逆上したり、嘘をついたり、あまり良いことはないような気もする。
ぼくも原因を探ろうとして何度も痛い目に合ってきたし、他人の心も傷つけたこともあると自覚している。それによってチームの雰囲気が悪化することも経験してきた。決して気持ちのいいものではない。
ではどう考えればいいか。
それは
「思い込みのせいにする」
というものだ。
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「Aさんにこの仕事を引き継いでもらえるように伝えたのにやってくれていませんでした。」
この場合に「Aさんが悪い!」と決めつけてさらに「なんでやらなかったのか?」と原因究明にあくせくしてしまうと、実は問題は解決しないどころか新たな問題を生んでしまう。
多くの人は自分のせいにすることを嫌がる。これは防衛本能といってもいいくらいに本来的に備わっていると思っている。なかには「私Bが悪いんです」と自分のせいにするような人もいるかもしれないが、こちらもここで話が終わるとなんの問題解決にもつながらない。
では、ここにはどのような「思い込み」が存在するのか?
「Aさんにちゃんと伝わっているという思い込み」
「Aさんならすぐに取り組んでくれるだろうという思い込み」
「Bさんからの引き継ぎ仕事は明日までにやっていればいいかという思い込み」
仕事の内容にもよるがこのような思い込みが多いと考えている。この思い込みというやつは厄介な相手で「自分にとって都合よく解釈する」という性質も持っている。
ここからのながれはシンプルだ。
だれのせいにするでもなく、この厄介な思い込みが存在していることを明確にする。
Aさんのせいではなく、Bさんのせいでもなく、そこに発生している思い込みのせいだから。
ではこの思い込みが発生しないようにするためにはどうすればいいのか?を建設的に考えよう、というのが
人のせいにしない問題解決の方法
人は自分を守りたいから、知らずしらずのうちに他人や環境のせいにすることばを口にしてしまう。
そういった前提に立って考えることが大切だ。
「他責にするな、自責で考えろ」という言葉にも本来は自分の行動や思い込みを省みることが重要だという意味だろう。
それを表面上だけすくい取ると「他人のせいにもできない、自分のせいはなんだかつらい」という状態になってしまう可能性もあるので店長は要注意。
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