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本の棚 #172 『しないことリスト』

「やるべきこと」はすぐに頭に浮かぶのに

「やめること、しないこと」については

浮かんでこない。

新しいなにかに取り組むことはポジティブで

やめることはネガティブ…

そんな刷り込みがされているのだろうか。

「しなきゃいけない」の海に溺れているとしたら

読んでみてもいいかもしれない。

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間違った方向に進み続けるよりは、早めに方針転換をしたほうが傷は浅くて済む

過去に固執しない。

そうはいってもこれまで投資した時間や物が

どうしても手放せない。

なんとか成功までもっていきたい。

そんな感じで本当に成功するのは

ごくごくわずかなのではないか。

あっ、間違ったぞ。

そう思ったら後ろは振り返ってはいけない。

前を見て、次の手を考えるのだ。

積んだものはすぐに捨てることが重要なのだ

マイクラでも土を積み上げ過ぎたら

足を滑らせ落ちて死ぬ。

積めば積むほど怖くなる。

そうならないようにするためには

積んだら捨てる、積んだら捨てる。

"有能な怠け者は指揮官にせよ。有能な働き者は参謀にせよ。無能な怠け者にはムーチンワークをやらせろ。無能な働き者には一切の責任を与えるな"

これは聞いたことがある。

有能な怠け者に出会ったら

「なにさぼってるんだ」などとは言わず

「是非指揮官になってくださいな」と言う。

ここでは無能な働き者に対する

鬼のような仕打ち…

それくらいに無能なのに働きまくる人は

まわりに悪影響を与えかねないということか。

人は結構何かを頼まれたがっている

一人でやろうとしない。

人は誰かに何かを頼まれたがっている。

これは人間の性なのだろう。

一人でやらずに、サポートし合う。

それは責任の放棄とは違うものだ。

みんなが出勤していないと

回らないシステムというのは結構脆い。

一人でやるとそうなりがちだから注意を。

少数のたまたまうまくいった成功例を一般化してはいけない

た、たしかに。

「〇〇はこれをやって大成功したぞ」

他に同様の事例があれば別だけど

それだけをピックアップされて

真似しなさい、は危ない。

コンサマトリー
「何かの目的のためにそれをするのではなくそれ自体を楽しむ」ということを表す概念

著者曰く

基本的にはコンサマトリー的に生きるのが

幸せに生きるコツ、だそうだ。

ぼくが富士山に登るのは、

何か目的があるわけではなく

単純に楽しいからだ。そういうことだ。

議論しない

「理屈ではわかるけどなんか感覚的に受け入れがたい」

「正しいのかもしれないけどこいつに従うのは癪だ」

人間がもつ非合理的で感情的な要素

それを無視することはできない。

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