【本】自分をそんなに責めなくてもいいんだよ‐『書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート』
最近仕事の人間関係がうまくいっていなく、1年ほどずーっと悩んでいました。コロナの影響もあってか、なんだか廻りのチームメンバーも少し攻撃的な側面も見られるし、会社が結果を求めすぎるのか自分自身も常にプレッシャーを感じていて、空気が良くありません。職場で会って雑談が出来ないのも人間関係を少しずつギクシャクさせている気がしてなりません。
キャリアコンサルタントの資格を持っている自分でも、キャリアコンサルタントに相談したいと思うくらい、かなり滅入っておりました。
そんな中、中島輝さんの『書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート』という本を知り、自己肯定感について考える機会があったので、忘備録にメモしておきます。
自己肯定感は
1.自尊感情:根:バリュー(生存価値)を手に入れる
BE 使命がわかり大切な価値観がわかるエネルギー
2.自己受容感:幹:レジリエンス(回復力)を手に入れる
OK 自分は自分で大丈夫と感じるエネルギー
3.自己効力感:枝:チャレンジ(挑戦力)を手に入れる
CAN 何度でも挑戦できるんだと感じるエネルギー
4.自己信頼感:葉:グリッド(やり切る力)を手に入れる
DO 自分を信じ抜き行動するエネルギー
5.自己決定感:花:モチベーション(やる気)を手に入れる
GO 自分はこれがいいと思えるエネルギー
6.自己有用感:実:ハピネス(幸福感)を手に入れる
YOU 自分らしさで人の心に役立てると感じるエネルギー
自己肯定感は、誰だって環境によって、高くもなり、低くもなります。私はどの感情で自己肯定感が低くなっているのでしょう。自己受容感でしょうか。自尊感情がかなり傷つき、自分はこれで良いのかと自分自身に自信が持てていないのですね。
そして、著者は自己肯定感が低下してしまう罠の代表的な例を挙げています。
①過去の失敗にこだわり次の一歩が踏み出せない
②他人と自分を比較し、劣等感を覚え、自己否定してしまう
③いつも「できない」と思ってしまう
④周囲への依存度が強くなってしまう
⑤誰かのために頑張ることができない
そして厄介なのは、これらの罠は必ずしも単独であらわれるのではなく、複合的にあらわれるのです。それでも、自己肯定感の罠に陥ってしまったら?「そのまま放置して残しておくこと」ありのままの自分でいる事でいいんです。
今の自分でいいんだよ、自分を責めなくてもいいんだよ。
そう言って肩を抱いてくれた、学生時代の先生や親が懐かしくなりました。
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