マガジンのカバー画像

本のこと

66
自分で読んだ本、ステキなクリエーターさんの本、ステキな本屋さんをおススメするマガジンです。
運営しているクリエイター

2022年11月の記事一覧

【本】『友人とは、趣味が一緒の人ではなく、会話の抽象度が一瞬の人である。』『言葉って、人間の最強のツールであり、かつ最大の弱点なんですね。抽象化の話をしていると、結局は言葉に行きつくし、すべてのコミニケーションギャップも言葉から生まれる。』言葉のズレと共感幻想

【本】『民主主義を「嗤う」事は、誰にでもできるが、実行する努力には、多くの人は怠惰だ。』感情化する社会 大塚英志
私たちはあらゆるものを「感情」として表出し、「感情」として消費して生きている。

【本】『クリエイターの重要な仕事は、感情が動くポイントを見つけ、その流れを再建すること。小説や漫画に限らず、感情の再現が、クリエイターに求められる資質です。』言葉のずれと共感幻想 佐渡島庸平 細谷功

【本】もしあの時、あの選択をしていたならば…『マチネの終わりに』平野啓一郎

【本】もしあの時、あの選択をしていたならば…『マチネの終わりに』平野啓一郎

ヒトは誰しもが、選択をして生きている。
住む場所、職業、パートナー…
50歳も過ぎれば、ヒトは誰しもが
「あのとき、あの選択をしていたなら、
あの行動をしていたら、
今の自分の人生は変わっていたかもしれない」
と思うこともあるだろう。

『マチネの終わりに』は、平野啓一郎氏作
自分の選択を信じ生きていく大人たちを描いた作品。
主人公の蒔野聡史と小峰洋子を中心に
混沌とした世界の中で、街や芸術を通じ

もっとみる