米国の財務について考えて見よう
私の記事に目を通している人なら、「G.O.P.」と書かれていても解るだろう。ここで言う「New G.O.P.」とは、今回の中間選挙で共和党が多数を占めた下院の事を示している。下院には予算を決定する権限があり、米国政府として国債債務の上限を引き上げたかがっているが、共和党は、この上限引き上げに待ったをかけ、政府に圧力をかけている。このまま債務上限を引き上げられなかったら、米国経済に大ダメージが生じるかもしれない。
過激なトランプ信者である極右翼議員は、経済的カオスをリスクと考えず、目的だと考えているようにも見え、米国にとって非常に恐ろしい状況に陥っている。
債務不履行をどうやって回避するのか、興味深いトピックだ。
今日は金融関連の英語の勉強になった。
「Sword of Damocles hanging over everyone’s head」は知っておくべき表現だ。ダモクレスの剣の由来は調べておくといい。
「obligation」は、義務とか責任という意味があるが、金融用語として、返済義務のある債務になる。
「treasury bond」は長期国債である。これに関連して、短期証券を「treasury bill」、中期債券を「treasury note」という事を覚えておこう。
そして、「the Treasury」は米国の財務省で、「the Exchequer」が英国の財務省である。
「grand-scale scrounging」とは、「最大限のねだり」、と言うべきか。「bullion」は「延べ棒とか金塊」となり、関連として、「mint」が出てくる。「貨幣を鋳造する」、「新語を造りだす」という意味。そこから想起する言葉を挙げるとするなら、「coin」だろう。同じように「新語を造り出す」という意味があり、「硬貨を鋳造する」という意味もある。
「fiscal sanctimony」というのも解りにくい。財政上殊勝ぶっているけど、我が儘言い放題という感じだろうか。
とまあ、こんな所で理解できる記事だった。
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