真剣に撮り始めた5ヶ月間のまとめ【フォトグラファーの歩み#2】
ご覧いただきありがとうございます。
Yukari(@evenincalm)です。
2022.7〜人生かけて写真表現をすると決意し早5ヶ月。
それまでは感覚だけで適当に写真を撮ってきたから
学びたいことが急にたくさんできて混乱しながらも
今日まで楽しく撮り続けてきた。
今日までの歩みを振り返ってみる。
写真を撮りたいとは言っても
具体的に何を撮りたいのか、そしてそれをどう撮ればいいのか
「レタッチ」とは一体何なのか
ほぼゼロから始まった写真ライフだ。
絞り?イソ?シャッタースピード?
f2.8 とか35mmとか数字やアルファベットの意味もわからない。
数字の大きい方と小さい方のどっちが開放なの?・・とか。
何がわからないかもわからない状態でまず手に取ったのが
この本だった。
勉強ばかりな人生を送ってきた自分らしい本のチョイス。
「教科書で概要を掴む」
それが何かを学ぶときの私のパターンなのだ。
全体像を把握してから、細かい部分を読み込んでいくと
効率よく身に付く。
この本を折に触れて読み返すと
読み始めた時はちんぷんかんぷんで、なかなかスムーズに読めなかったのに
今では書いてあることの意味がわかるようになっていることに気づく。
暗号文のようだった写真雑誌に書いてあることの意味がわかる。
たくさんの英単語を覚えて、いつの間にか英文がスラスラ読めるようになるのに似ている。
それと並行して始めたのは
You Tubeでフォトグラファーのチャンネルを巡り
写真・カメラについてわかりやすく解説している人の
動画を見ること。
カメラの使い方、実際の撮影プロセス、フォトグラファーの思考
哲学的な内容から実用的な内容まで幅広く視聴した。
私は機械が苦手で、カメラも例外ではない。
初めのうちは、カメラの設定画面で数字とアルファベットの羅列を見ると
脳が拒否反応を起こしていた。
そのことが、写真に目覚めるタイミングをこんなに遅くしたことの
原因の一つであることは間違いない。
そんな私をYou Tubeが、
経験豊富なフォトグラファーの存在が救ってくれた。
実は、今でも細かい部分をわかっていない節がある。
でも立ち止まってはいられないから、
そんな状態でも構わずシャッターを切る行為を
繰り返している。
知識の確認しつつの実践を、限りある時間の中で繰り返しながら
今日まで来た。
写真を撮りながら、本やネットで情報収集・勉強を続けているが
先日知ったことでとても有用だったのは
Kindle Unlimitedで写真雑誌が読み放題!ということ。
「デジタルカメラマガジン」「フォトコン」「写真ライフ」
などの有名雑誌のバックナンバーを読み漁って
知識のレベルアップを図っている。
仕事の合間の隙間時間に
スマホでさっと読めるので、Kindleなどの読み放題サービスは
本当に便利だ。
カメラ雑誌を読むことで得た収穫は、技術的な面で勉強に
なる点も当然だが、世の中のフォトグラファーの作品を多数
見ることが可能な点も大きい。
今まで、写真を撮ることもさることながら
見るのは絵画ばかりで
写真を鑑賞することはほとんどなかった。
その中で、素敵な写真家さんに出会うことができた。
私もこんなふうに写真表現がしたいな、と思える方。
そんな時間を過ごすうちに、
私の表現の方向性は徐々に定まってきたように思う。
風景写真が、やっぱり好きで撮っていきたい。
街角でスナップ写真を撮るのも
人物を撮るのも楽しくないわけではないが
私は風景写真を撮っていこうと思う。
(とはいえ、頑固にそれを突き進めるつもりはない。
いつ何時考えや嗜好が変わるかなんて、わからないし)
まとめると
学んで実践して、方向性が大体決まった5ヶ月間だった。
撮った中でも好きな写真も何枚か以下に載せておく。
使用機材はFUJIFILM X100VかLEICA SL2。
フォトコンテストにも応募してみた。
入賞することも
新たな目標にしたい。
2023年も、撮り続けていこう。
2022.12.30
Yukari