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読書メモ「言葉の技術」:〜コピーライターは天才じゃなくてもプロだからこそ、当たり前だけども人より考える〜

読書メモ「言葉の技術」:〜コピーライターは天才じゃなくてもプロだからこそ、当たり前だけども人より考える〜

会社の先輩におすすめされた本を読了。
電通のコピーライターさんが書いた本。
内容はコピーの考え方を記されているのですが、想像通りのためになる思考法、言葉を売る職業としてどれほど考えることが大事かを学ばされた。
特に印象に残ったのは
「僕たちは天才じゃないからこそ、とにかく考えよう。人に届くように、人以上に」といった趣旨の言葉だ。確かにコピーを書くなんて思いつきで誰でも書けるものだが、プロである以上

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 読書メモ「ハサミ男」

読書メモ「ハサミ男」

「古典にして大傑作!」の帯に注目させられて購入。
第13回メフィスト賞受賞作だそう。
久しぶりにワクワクしながらミステリーをほぼ一気読みできた!

殺人犯ハサミ男が偶然にも自らを模倣した事件に遭遇してしまい、真犯人を探し始める。。
殺人犯が探偵役になるというぶっ飛んだ設定だが、まんまと騙されてしまった。ネタバレになるがタイトルがずるい。。とは言ってもこのタイトルでなくても色々と騙されていたであろう

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読書メモ「全てがFになる」

読書メモ「全てがFになる」

有名なサスペンス小説を読了。今から20年以上前にも書かれていたとは思えないぐらい近未来な設定で驚いた。

途中読み進めるのが億劫になるぐらい、難解なワードと設定の嵐で苦労したが、途中途中にくる主人公犀川とヒロイン、マキタ博士の哲学的な会話や、一人称に引き込まれて読み進められた。

最後のオチ(実は娘がいてそれを殺してる、過去の叔父との不貞の暴露)には驚かされたが、証拠隠滅のための近未来な設備を使っ

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読書メモ「バカと無知」橘玲

読書メモ「バカと無知」橘玲

橘さんの新書おそらく最新作?を読了。
実は著者の過去作「言ってはいけない」「もっと言ってはいけない」などは読みたくなるけど読んだら性格悪くなりそう、、と思いちらっと立ち読みしてこれは面白い!!となりながらもどっぷり読まないように買いはせずに敬遠していた。今回はyoutubeでたまたまおすすめされている動画を見てしまい、購入に至る。

思っていたよりも残酷な事実は描かれてなかったが、個人的にはそうだ

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読書メモ「#真相をお話しします」結城真一郎

読書メモ「#真相をお話しします」結城真一郎

新宿のモード学園下の図書館で表紙を見て気になり購入。
どんでん返し系の短編サスペンス?集です。
ミステリー/サスペンスの小説は好きでよく読んでいるので、どれほどの裏切られた感が得られるんだろうかと、久しぶりにワクワクして手に取りました!

帯に釣られて期待して買いましたが、
割とオチが見えてしまったのと、後味が少々悪い話が5話全てで
期待の70%程の満足感でした。
扱うネタがマッチングアプリやyo

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