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価値が上がるもの、下がるもの

先日卵について簡単なレクチャーを頂き、食の重要性に加えて、物価の優等生と呼ばれる卵も、足元のコロナ禍で飲食店などの営業短縮の影響から需要が下がっているものの、一方で鳥インフルの影響で供給側の影響をもっと大きく受け、結果的に価格上昇傾向だとか。

また足元では一時6万ドルまで価格が急上昇していたビットコインが、約半値の3万ドル台まで、ここ数日で下落したとのこと。暗号資産に対するバブルのような懸念や米国の景気回復が高いインフレをもたらすのではないか?、という理由から米国の金融政策の引き締めが早まる?という憶測もありました。その他にも多くの要因があったと言われてはいます。

5月12日には米電気自動車テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がビットコインによる決済停止を表明したことで下落に弾みが付いた。中国での規制強化の動きなども重荷となっている。19日には他の暗号資産も急落し、一時50%近く下げる暗号資産もあった。

だが、というべきか。お金は常に行き場所を探しているようでもあり。特に実物資産に向けては、実物があるということもあり、すぐにお金が集まり急激な価格上昇、となったわけではないものの、やはりジワジワ来ていた人気が価格にも合わられてくるんですね。

権利の売買には、ノンファンジブル・トークン(NFT、非代替性トークン)と呼ばれるデジタル資産技術を使う。ブロックチェーン(分散型台帳)を用いて所有者の情報などを管理し、そのトークンを世界で唯一無二のものとすることができる。参加者全員がデータの管理・検証が容易になるため流動性が高まるほか、取引の透明性が担保できる。業者による従来のたる売買は紙で行うことがほとんどで、汚れたり紛失したりして熟成期間中に権利者が不明になるケースもあったという。…NFTはネットオークション業界では注目の技術で、本来コピー可能なデジタルデータを実物資産のように流通させる一助になっている。NFTによりデータが「一点もの」としての希少性を持ち、価値が裏付けられるというわけだ。仮想現実(VR)コンテンツなどが中心で、日本人アーティストのせきぐちあいみ氏の作品はオークションサービスのOpenSeaで約1300万円で落札された。

実物の証明や安全なお金のやり取りという面で、ブロックチェーンなりNFTが採用される、といった次世代テクノロジーの流れも、この価格上昇の一助となったと考える。これからは、卵の価格も一定ではなく上がるものと考え、同じく実物資産は途中無駄と思っても、価値を感じてくださる方の表現方法も増えた、と捉え、価格動向も見ていきたい。

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