見出し画像

SNSもより中国版とそれ以外に

数日前になりますが下記ニュースをみて、ここ十数年、中国という一大巨大SNSマーケットに向けて、多くの米企業が試みていたものの、最終的には規制や制度の違い等で市場には進出できなかったわけです。

2014年に中国でサービスを立ち上げて同国で利用できる唯一の主要米系SNSとなっていたが、インターネットに関する規制強化により事業の継続が難しいと判断した。...中国版について「中国の利用者を対象とした求職サービスとしては成果を上げているが、交流機能は同じ水準の成功に達していない」と述べた。さらに「事業環境が非常に厳しくなり、法令順守の要求が強まっている」...リンクトインは米国で02年にサービスを始めた。利用者は実名や職歴を登録し、相互にフォローしたり、投稿や記事を共有したりすることができる。マイクロソフトが16年に約260億ドル(当時の為替レートで約3兆円)で買収した。現在は約200カ国・地域でサービスを提供し、直近の利用者は約7億7000万人だった。このうち中国は5000万人程度だったもようだ。中国ではネットを通じた反体制的な言論を取り締まることなどを目的に、ネットサービスの運営企業に検閲を求めている。フェイスブックをはじめとする米国のSNS運営企業は世界最大のネット人口を抱える中国への進出を模索してきたが、言論の自由を重視する米国の世論や社員の声などと折り合いを付けることができず、実現していない。

上記グラフのように、人口対比ではまだまだ浸透率は低いものの、同プラットフォームで3番目の市場、且つ伸びしろのある市場を諦めるのは簡単でないでしょうが、中国専門SNSとそれ以外、という未来なのかな、と。

今回の流れを通して、個人レベルでのメリットとすると、LinkedInを通じて中国の方からの”変なお誘い”が減る、ということでしょうか。では次はどのプラットフォームでその”お誘い”がくるのかな?、と思ってしまいました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?