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手に馴染むということ。

はい。

すたえふ文具サークルの きだです😄

皆様、文房具はお好きですか?
文房具に限らず、『道具』というのは

人間が人間たらしめるモノだと、
僕は思います。

雑に使えばすぐ壊れる
しかし、丁寧に扱えば
『相棒』となってくれる

そんな、道具たちに敬意を込めて
こんなことを思ったので

書き記しておきます😄

なまくらでも、鍛え続ければ名刀に

かの剣豪、『宮本武蔵』
彼は、『名刀』というモノ手にしていたわけではなく、自身が持っていた『無銘』の刀を愛着をもって
使っていたという話がある。

刀というのは、
侍にとって命。
とされる『道具』

しかも、『名工』が作ったとされる
刀をもつことは、武士の誉。

しかし、それだからと言って
雑に扱えば、いかに名刀といえども錆びてしまう。
そして、扱う人物が鍛錬を怠れば
『道具』の本来の能力を出せずに終わってしまう。

『宮本武蔵』といえば
鍛錬についてこんな言葉を残している。

"千日の稽古をもって鍛とし
      万日の稽古をもって錬となす。"

これは、本人と刀の生き様を語った
名言だなあと、感じませんか?

万年筆は、手入れ次第で万年使える。

『ペンは剣よりも強し』そんな言葉もあるが

これは物理的な強さという話ではなく
1839年に「エドワード・ブルワー=リットン」
という人物が、
『ペンだけで、発行できる許可証』があることで、
『命令』や『令状』の役割を果たし、
『人や国を動かしてしまえる強さ』を語っている。

今はまさに『ペン』一つで
世界の重役、お金持ちなどか動かされている
といっても過言ではない。


そんな『道具として使われているペン』だが
やはり、これも、粗悪に使えば

すぐに壊れてしまい、
たとえ、100円で買ったボールペンでも

大切に使えば余裕で十年くらいはピンピンしている😄

だったら、
万年筆などの上質な道具は手入れをすれば、
あなたから、あなたの子供、あなたの孫、そのまた孫にまで、受け継がれていけるほど、長い年月使い続けることができる。

もしかしたら、万年の時を経て
宮本武蔵が、唱える『鍛錬された万年筆』に
なるかもしれない。


それこそ、『物理的にも刀と同等の価値』が
あるかもしれない😄


そんなふうに思えば
あなたが、今、『万年筆』を持っているのなら
一度丁寧に磨き、インクを差し替えて
手が、インクに塗れても

『手入れ』をしていくのが楽しくなるだろう。
そして、手入れをされた道具たちも
あなたの気持ちに応えるために

手に馴染み、愛着を持たせてくれるはず

書く文字だけでなく、書いている音すら心地良い。

道具を使っていると、
その道具が奏でる『音』にも、愛着が湧く。

その愛着を感じたいがために
こんなマニアックな配信を作ってみた😄

随時更新していくので、
ペン好きな人は『要チェック!』

こうやって、愛着を皆と共有でき、
愛着があるモノ同士が繋がれば

より、世界は優しくなる。

そんな気がしている
そして、そんな手に馴染み、馴染みの友達を作れる、そんな取り組みをSNSで作りたい😁

          すたえふ文具サークル

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