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カフェインを摂る時の注意点

前回の記事では、カフェインの無敵っぷりについてまとめました。ただ、やはり摂りすぎるとそれなりに問題が出てきます。用法用量を守っていれば基本的に大丈夫ですし、脳のブーストに素晴らしい効果を発揮しますので、いいカフェイン生活を送るための注意点についてまとめました。

妊婦は気をつけて

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少量のカフェイン摂取はほとんどの人にとって懸念はないが、過剰摂取は不眠症、頭痛、イライラ感、脱水症、緊張感を引き起こします。特に妊婦さんの場合は胎児への影響が懸念されていて、低体重児との関連があるため基本的には摂らない方が良し。

カナダ保健省の基準
・健康な成人は最大400 mg/日(コーヒーをマグカップで約3杯)。
・妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は最大300 mg/日まで。
・ 子供はカフェインに対する感受性が高いため、4歳~6歳の子供は最大45mg/日、7歳~9歳の子供は最大62.5mg/日、10歳~12歳の子供は最大85mg/日(355ml入り缶コーラ1~2本に相当)まで。
・ 13 歳以上の青少年については、データが不十分なため、確定した勧告は作成しなかったが、一日当たり2.5mg/kg 体重以上のカフェインを摂取しないこと。

摂りすぎると疲れちゃう

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カフェインは身体の中でアデノシンという疲労物質のレセプターに入り込んでブロックします。アデノシンは脳の働きを休めるために分泌される分子ですので、これを感受できない=脳みそは元気なままという構図です。

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