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僕が体験した東京の90年代 第2回 ピチカートファイブとの出会い。

田島貴男君との出会いの前に、
やはりピチカートファイブとの出会いの話になるかな。

初めてピチカートのライブを見たのは渋谷パルコ・パート3だったと思う。細野晴臣さんのノンスタンダード・レーベルのイベント。
ブルートニックとピチカートファイブの対バン、に僕がDJとして参加。

まだデビュー・シングル「オードリー・ヘップバーン・コンプレックス」がリリースされたあたり。

その後、CBS SONYから出た初アルバム「カップルズ」があまりに素晴らしく、当時僕が担当していた雑誌「ホットドッグ・プレス」の巻頭ページ、Viewのコラムで「カップルズ」を紹介してから、小西君と仲良くなっていった。

ちょうどその頃、青山にあったサル・パラダイスでの僕と東京スカパラダイスオーケストラのドラマー青木達之とのレギュラー・DJパーティにも小西君がゲストでDJで参加してもらったりするようになったり。

そういえば、小西君が当時僕が住んでいた用賀のマンションに遊びに来てくれた時、「見事にレコード棚の中身がかぶらないね!」と言われたのは印象的で褒め言葉として今でも覚えている。

後にも先にも、レコード棚を見せたのはこの時だけだった。
なんか、書棚を見せる恥ずかしさに似てると思うのは僕だけ?

セカンド・アルバム「ベリッシマ」で、ボーカルに参加していた田島君と初めて会う。

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