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相手の価値観を直球で聴いてみる

リーダーシップに関する世界的なベストセラーである「リーダーシップ・チャレンジ」を読み進めながら、リーダーシップを「自ら実践するために学ぶ」べく、そのヒントを綴っていきます。これまでのnoteはこちらのマガジンをご覧ください。

今回も前回に続き「2章 価値観を明らかにする」からです。

価値観を知ることは人間関係を深める糸口になる

リーダーにとって価値観をメンバーと互いに共有理解することの大切さを前回書きました。

これはリーダーとメンバーという関係性以外においても成り立ちます。ビジネスシーンにおける新しい出逢いにおいて、これからお互いを深く知ろうという状態にある時にとても効果的です。

「仕事をする上で一番大切にされている価値観はどんなものですか?」
「その価値観が生まれたきっかけはどんなものですか?」
「一緒に仕事をしていて、これだけは許せないという人はどんな人ですか?」

もちろん出会ってすぐにいきなり聞く質問ではありません。個人的な話でもあるので人によってはためらう人もいるかもしれません。ただある程度会話が成立する状態であれば、自分の経験上結構正面から話してくれます。

「誰かの為に仕事する」「最初にたたき台を作る」「スピード第一」...

その人なりの信条が聴けて、その人を一歩深く知れた気がします。

もちろんその後の印象は分かれまして、聞いていた価値観通りの方だなぁという時と、なんか行動が言っていた価値観と違うなぁと思う場合があります。前者の方がパートナーとして信頼できる場合が多いです。

これから信頼関係を築こうと考えている方に対して、関係を深める意図でこれまでの仕事の経歴や趣味などオフビジネスの話もいいのですが、直球でその人の仕事の信条を聴くことはその方の理解を深めるのに効果的です。良ければお試し下さい。

参考:模範的リーダーシップの5つの実践と10の原則
byリーダーシップ・チャレンジ

模範となる
1.自分の言葉で語り、共通の理想を確認することで、価値観を明らかにする
2.共通の価値観に従って行動することで、手本を示す

共通のビジョンを呼び起こす
3.心躍るような崇高な可能性を想像し、未来を描く
4.共通の夢に訴えて、人々を引き入れる

プロセスに挑戦する
5.自発的に行動し、革新的な改善策を外部に求めることで、チャンスを模索する
6.小さな勝利を積み重ね、経験から学ぶことで、実践しながらリスクをとる

人々を行動にかりたてる
7.信頼を築き、絆を強めることで協働を育む
8.意思決定の権限を与えることで、人々の能力を高める

心から励ます
9.卓越した成果を褒め、貢献を認める
10.共同体精神をつくりだし、その価値と勝利を讃える

「#毎日リーダーシップ」とは?

みんながリーダーシップの本質を知り、何らかの領域でリーダーシップを発揮できるようになれたら最高だなと思い、日々学んだり考えたことをこのハッシュタグ「#毎日リーダーシップ」でつぶやいています。良ければフォローしてみてくださいね。

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