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「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ管理職という仕事

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みんながリーダーシップの本質を知り、何らかの領域でリーダーシップを発揮できるようになれたら最高だなと思い、ある本をベースに学んだり考えたことをこのハッシュタグ「#毎日リーダーシッ…
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中間管理職の苦悩への招待-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(1)

組織で仕事をする場合、一つの登竜門となる立場が「中間管理職」です。社会の縮図とも言えるこ…

マネジメントとリーダーシップの共存-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(2)

マネジメントとリーダーシップの違いは、色々定義があるかもしれませんが、『初めての課長の教…

部下のモチベーションをどう上げるか?-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(3)

現場に近い管理職の一番大切な仕事は何かと聞かれたら、部下のやる気を最大限に引き出すことだ…

価値観の通訳という言葉への違和感-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(4)

会社組織には年齢にして約40歳ほどの年齢層が存在します。親と子ほど年が離れた人たちが集い、…

ルーチンワークと例外業務-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(5)

業務は大抵ルーチンワークと例外業務に分けられます。そして中間管理職の大事な役割の一つとし…

中間管理職にとっての自己管理の大切さ-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(6)

『はじめての課長の教科書』から課長に必要な8つの基本スキルを引用してみます。各スキルの詳…

「成り行き」を正しく見極めそれに抗う-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(7)

管理職になると向き合わざるを得ないことの1つに予算管理があります。管理職にとってはストレスの種と言えるでしょう。また制度的に万全と言えないながらも功罪を持ったまま運用されています。その最もわかりやすい問題は『はじめての課長の教科書』における以下の文章に凝縮されています。 「容易に達成可能な目標なのに、もっともらしい理由をつけて、非常に高い目標であるかのように脚色する」ことが予算管理の隠された本質でもあるのです。 引用:はじめての課長の教科書 第3章課長が巻き込まれる3つの

人事評価で納得感を得る唯一の方法-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(8)

管理職になって悩むことの一つに、人を評価することの難しさがあります。 その難しさは「新版 …

成果が上がらない部下との向き合い方-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(9)

成果が上がらない部下との向き合い方は以下の2つのポイントがあると思っています。 ①自分と…

部下に辞めたいといわれた時の対応-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(10)

管理職になってどうしても避けられないことの1つに、部下からの退職の相談があります。流動性…

年上先輩部下への対応-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(11)

年上先輩部下への対応は、特に経験の浅い管理職にとっては頭の痛い問題の一つかもしれません。…

課長のキャリア戦略-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(12)

組織で課長といった中間管理職になった後のキャリアをどう考えるべきか?これは意外に悩ましい…

課長の要件-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(13)

課長の要件とはずばり何でしょう? 「課長」を「管理職」と読み替えてもよいかもしれません。…

自分のことを棚に上げる覚悟を持つ-「新版 はじめての課長の教科書」に学ぶ(14)

「遠くの親戚より近くの他人」という言葉がありますが、人から信頼や愛着を寄せてもらう源泉はどこにあるのでしょうか? それを考える上で、「新版 はじめての課長の教科書」の最後を飾るコラム「『伝える』という絶対」は非常に示唆深いお話でした。 著者はある遠洋マグロ漁船の出航に立ち会います。また長い別れになる家族達にとって悲哀に満ちた時間になると思っていたそうですが、黙々と出航準備に励む漁師さん達を見送る方々は皆笑顔で、送迎スピーチや紙テープに彩られた港は幸せな空気で満ちていたそう