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見込み客へのフォロー_いわゆるMA(マーケティングオートメーション)について

見込み客に対するフォローは?


前回は「顧客が一人もいない場合はどうするのか?」についてお話しました。

まずは、無料か有料のサンプル商品を販売して見込み客を集めることでした。

見込み客を集めると同時に、見込み客から新規顧客にするためのフォローを計画します。

見込み客を集客する前から準備をしましょう


最初の2手ぐらいは見込み客を集める前に作っておく方がいいでしょう。

見込み客を集めてもフォローしないと、まるまる損をします。

お金をかけて集めているのに、何もしないと顧客にならないとお金だけが出ていくだけです。

「うちの商品は品質も高いし、とてもいい商品だから一度使ったら、必ず次も買ってくれる。」
という方が多いですが、そういう人に限ってフォローをしていないのです。

いい商品のサンプル品だから、絶対に本商品が欲しくなるはず。
ということなのですが、この期待は絶対に裏切られます。

具体的なフォローの内容


フォローは、使い方の詳しい情報、商品ができるまでの製造過程、こだわりのポイント、成分の詳しい情報などを何度かに分割して、期間をあまりあけずに、アナウンスします。

さらに、販売者のパーソナルな情報も提供するのもいいです。
なぜなら、親近感を持ってくれる可能性が高いからです。

実際に、会えない通販などは特にパーソナルな情報は重要です。

無料と有料サンプルどちらで集める?


ところで、無料と有料のサンプル品は、どちらで集客する方がいいのでしょうか?
前回もお知らせした通り、基本的には、ある程度数を集めるなら無料、顧客への期待値が高い見込み客を集めるなら有料です。

これについては、商材の種類によって違ってきます。
私がいくつかの企業で行った具体事例をお知らせしましょう。

無料、有料の2つの商品を用意して、どちらにも広告をしてみました。

その結果、有料の方が効果がありました。
無料の商品は、「どうせ無料だから。大したことないんだろう。無料とか言って、後で、メールやらDMなど大量に送ってこられたらたまったものじゃない。」と言うこともあったのでしょう。
意外に、数は集まらなかったのです。

現状はこのような傾向があると思います。

もちろん、無料サンプルはやっても意味がないとは言いません。
実はいつも言っているように、やってみないとわかりません。
そのためのテストなのですから。

その一方で、有料の方も数は集まらないのですが、その後の本商品(バックエンド)を購入する顧客の割合が多かったのです。

ある企業の場合、無料サンプルから顧客にステップアップしたのは、16%。
有料サンプルからは55%でした。

つまり、最初から少額でもお金を払おうとする人は、それなりに真剣度が高いと言うことになります。


写真は以前、出張の際によく利用していたホテルです。
通常のビジネスホテルよりランクが上のようで、気に入っていたのですが、最近はサウナ付きのホテルが常宿です。

(自己紹介)
CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています。

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