保守とリベラルの本質的な違いは”よきものの記憶”
保守とリベラルと言われても、よくわからない。
根本的にはどういう考えなのだろうか。
社会学者の宮台真司さんが次のように本質的な解説をしていた。
保守とは、「記憶の中にあるよきもの」をコンサーブ(保守)しようとするというのが軸にある。
一方で、リベラルとは、記憶の中によきものがない人が理念や制度で世の中をよくしようという考え方。
記憶からよいものを保とうとすることが保守。
記憶にいいものがないから理念に賭けるのがリベラル。
わかりやすい。
失われた20年世代で、中産階級がばらばらになり個が際立つ時代を生きた人たちは、保とうと思うよきものが記憶にあるだろうか。
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