みんな対等という感覚があるアメリカ〜大魔神佐々木にwhat's upという18歳マイナーリーガー
清原チャンネルで、清原和博と佐々木主浩のトークを聞いていた。
佐々木さんが日米の人間関係の違いを語っていたのが面白かった。
30代のメジャーリーガー佐々木さんに対して、マイナーの18歳の若手が普通に「hey hiro, what's up」みたいなノリで来るという話(笑)
私もアメリカで生活したとき、これには本当に驚かされた。
私は20歳くらいのときに、アメリカ留学していたが、同年代の人が30,40歳、もっと上まで普通にファーストネームで呼ぶ文化があるのだ。それまで体育会的環境にいた自分としてはかなりのカルチャーショックだった。
この土台があるから、誰でも人の意見に批判的に物事を言うことができる。
ここでいう批判的criticalというのは、日本語的に「批判する」の対してロジックもなく追い払うようなイメージではなく、しっかりと自分の経験や価値観を根拠にツッコミを入れるということだ。
だから、わからないことも素直に質問しまくる。習ってなかったり、自分の不得意分野なんだから、という背景があれば、恥ずかしさなどない。みな異なるのだから。
一方で、よく言われるようにそれには面倒な側面もある。
何をするにも色々な角度からツッコミや質問が入りまくる。
それらをくぐり抜けるには、誰にでも普遍的に通じる原理、言葉で説き伏せるしかない。
それをやらずに落ちぶれていくことも大いに有り得る。
太っちょでハンバーガーとコーラばっか飲み食いしている怠け者も多い。
でも、そんな中で支持を集めるものは、様々なツッコミをくぐり抜けた普遍的な価値を持つものだけなのだ。
対等に議論できる文化というのは素晴らしい。
日本でもそういう流れは間違いなくあるけど、アメリカと比べるとまだまだだと思う。
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