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自由に表現するには努力が必要 #広瀬香美 #YouTube

最近、よく広瀬香美のYou Tube動画を見ている。テンションが大変なことになっているのだが、その躍動感が半端ない。

これぞ作詞作曲を行い自身で歌うシンガーソングライターとして、昔から好きだったのだが、You Tubeを見てこれまで見たことのない爆発ぶりに引き込まれてしまった。

私は音楽は詳しくないが好きではある。広瀬さんの動画を音楽としてのレベルなどを評論することはできないが、率直に見ていて楽しくなるし心が高揚する。小学生的な感想だが「元気をもらう」という感じがある。音楽どうこうより、楽しんでいる本人に感化されているのかもしれない。

感想を一言でまとめると「自由自在か!」と、なる。こんな高い声を、安定して、あの声量で歌えるのがすごい。しかもピアノを引きながら、あんなに激しく動きながら(笑)おそらく本人にとって、それらは一つの表現として一体となっているのだろう。

無意識にきれいな声で歌い、リズムをとりつつ、ピアノを引けるのはそれぞれが完全に身体化されているからだろう。なんかの番組でやっていたが、広瀬さんは20代から毎朝ボイストレーニングをしているらしい。それに、昔は稼いだ金をすべてつぎ込んでボイトレのレッスンを受けていたとのことだ。家庭の影響で音楽の道に進んだようで、紆余曲折あったようだが作曲が軸になっているようだ。曲の分析や演出にこだわりを見せ、これだけすごいパフォーマンスをする広瀬さんはまさに音楽の道のプロという印象を持つ。

自由に自分を表現しろと言われても難しい。文章、動画、映画、歌、ピアノ、絵画、語り、演説、などいろいろな表現方法がある。仮に音楽の才能のない人に音楽で自分を表現してみろと言ったら、目も当てられてない事態になるだろう。

表現する本人も、表現が難しいことを知っている。十分に表現できた感覚を得るのが難しいことを知っている。文章で自分を表現するというのは、比較的誰にでも取り組みやすい表現方法だ。それでも、自分の一人称的な主観を表現するには日常では使わないような語彙や表現が必要になるだろうし、構成なども問題になる。

そもそも、内にある何かを外に出して見える化することが表現ではないだろう。自分のもやもやを何かしらの形にして満足できる、という状態がよい表現といえるかもしれない。順番としては、何かを自分がよいと思う形にしてみて、よくわからないながらも納得感を深めていく、そして成熟してくれば言語化して理解可能な形でよさを説明できてくる、というような感じなのだろうか。

何を書いているのかよくわからなくなったが、いずれにしても、毎日継続してトレーニングをすることはレベルを上げていくためには欠かせない。


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