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そして福岡の思い出の場所をたどる

九州、福岡での最後の旅。能古島を後にして、福岡の
街を西から東へと走る。その途中で、思い出の場所にも
立ち寄って。福岡市美術館の後は、近くの工藝風向へ。
この場所から九州の焼き物、うつわへの旅が始まった。

うつわへの旅も九州での大切な思い出のひとつ


こぢんまりとしていても奥深い場所
窓際には石川昌浩氏の網目のグラス
工藝風向の文字にも愛着がある

ホームページで過去の企画展も懐かしむ

その日は小代焼ふもと窯・井上尚之展の最終日

工藝風向で知った井上尚之氏の器は今では宝物に

スリップウェア、わら釉、流し掛け。どれもよい感じ

そして小代焼ふもと窯へ。晩酌の焼酎にはそば猪口を


工藝風向にて、あらためて民藝の良さを実感する

焼き物の世界が開かれ、坂本創さんの器にも出会った

九州の焼き物、器への旅。その風景を懐かしく思う



また思い出の場所はもう一つ。工藝風向の近くに建つ
国指定史跡 福岡城・鴻臚館(こうろかん)の案内処
「三の丸スクエア」は旧舞鶴中学校の校舎を利用した
施設。そこにArtist Cafe Fukuokaが設置されている。
福岡は世界に誇れるアートの街を目指す街でもある。

工藝風向と合わせて訪れたArtist Cafe Fukuoka

記憶を留める古い建物にも愛着がわく

Artist Cafe Fukuokaはアートと人とまちをつなぐ

その時はFaN Week 2023が開催中

福岡はアートのある暮らしにも力を注ぐ

夕日に建物は輝いて。気持ちのよい時間帯
cafeではアートの書籍も自由に読める

そこでは時々で展示されるアートを楽しんだり

ちょっとした買い物や
お気に入りの場所でひと休み
壁面に展示されていたのは映像作品で
カフェの内部の映像を流す作品。アートには様々な視点がある


カフェの奥にあるギャラリーとスタジオでは
アーティスト・イン・レジデンスの成果展が開催中

国内外のアーティストが招聘されて作品が生まれる

清水美帆さんのスタジオの風景。旅で知った長崎のハタも
建物を抜けると体育館を利用した大きなスタジオ

アートには驚きがあり、発見がある。日常に新たな視点
を与えてくれる。それが新たな扉を開く鍵となり、世界
が開くこともある。それは平面や立体、二次元や三次元
にも。時間をこえるものもある。見るだけでなく様々な
角度でふれてみる。旅で出会うアートを楽しんでいる。



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