建物は日々の出来事の器となって
いつか泊まりでセトレならまちに。建物を後にして
また眼前に広がる猿沢池を眺めつつ、日々の出来事の
器となる建物をめぐりながら、奈良の旅は続いてく。
ゆっくりと進む歩きの旅は自転車の旅よりも、日々
の暮らしの風景により近づけるような気がしている。
ホテル天平ならまち。街歩きの途中で訪れて
それは2016年の東アジア文化都市のイベント
の際に、興福寺の南円堂の前に展示されたもの。
その後に、奈良市に寄付されて今の位置へと。
ふと唐臼の音が響いていた里の風景を思い浮かべる
暖簾に描かれるのは、子孫繁栄の意味も持つ結び柏紋
その時はアフォガードを。和菓子はまたいつか頂こう
鹿の神様の天迦久神がモチーフに
手作りの雪駄を扱う大和工房ならまち店
奈良観光コンシェルジュの動画は奈良町資料館までも
猿の石像といえば、壱岐の島の御嶽神社を思い出す
奈良町豆腐庵こんどうが、昔ながらの街並みの中に
ここは縁結び、お稽古事の上達にきくという御霊神社
木屋という貸しスペース。昭和初期の建物という
この3月に3年ぶりに一般公開されたとのこと
通路沿いに前庭の町家。ここは5棟の町家で構成され
通り庭や中庭のある空間で暮らしてみたいと思う
町家を楽しみ、その暮らしを旅してみたいと感じたり
創造的休暇。かつてニュートンがひらめいたように
4人のクリエイターズの創造的休暇も興味深い
奈良町宿 紀寺の家は、時空が入り組む場所に建つ
日々の暮らしのあり方も見つめ直してみたいとも
奈良町宿 紀寺の家は取り壊されそうだった5棟の
町家が改修されて、2011年に1棟貸しの宿として
オープンした。それから13年の月日がたち、生まれ
変わった町家もすでに13年の月日を経て。そこは、
今の町家暮らしが体験できる場所。古い建物は手が
かけられて、建物は日々の出来事の器へと。内部に
広がる空間を思い浮かべて、建物へも思いを寄せて。
奈良の街を、建物を、歴史を感じる旅はまだ先へ。
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