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その道は男岳山の頂上へと続く

神社から神社への道。壱岐の神々を巡る旅を続けよう。
山手へと進む道沿いにおさる街道の三猿の碑がある。
見ざる聞かざる言わざるの猿は、逆に物事の大切な
ことに着目しようと教えてくれていると思っている。
このおさる街道は、目指す男嶽神社につながっている。


延々と続く坂道。男嶽神社は男岳山の頂上にある
ふと横目に色あせた緑の扉。坂の途中でも反応してしまう
この坂はいつまで続くのだろうと心細くもなる
分かれ道。御嶽神社参道入口は左だ。ほっと胸をなでおろす
参道へ到着。これより先は歩くしかない
振り返ると参道の入り口がはるか下。旅の序盤でまだよかった
神社の入り口でも三猿が出迎えてくれる
ここは男嶽(おんだけ)神社。猿田彦命をお祀りする神社だ
鳥居の先に拝殿が見える。横には展望台への階段が
展望台に上ると壱岐島が一望できる
山を上ってきたことを実感する景色だ
つい展望台へ。宮司さんに時間がないことを忘れていた
出かける前に、なんとか間に合った。初めての御朱印を頂こう
旅の初めに購入した壱岐の御朱印帳。どの絵柄にも愛着がわく
記念すべき初めての御朱印。達筆。神楽のスタンプも嬉しい
さあ狛犬の向こうの拝殿へと進もう
猿田彦命(サルタビコノミコト)は導きの神様とも言われる
神楽が奉納される拝殿。神楽の風景にも憧れる
本殿の脇には猿の石像が無数にある
猿田彦命にあやかって石の猿が奉納されている神社だ
この石像は違う気がする。でもとても神秘的な像だ
ここにも三猿。ユーモラスな姿にやさしい気持ちになれる
猿の家族だろうか。家族の安泰が願われているのだろう
その佇まいに惹き込まれる
ここはいろんな猿に出会える不思議な場所だ
ぐるりとまわると牛の石像も。アートを感じるシルエット
壱岐島は牛とつながりの深い場所でもある
猿田彦命は豊作、豊漁の願いも引き受けて下さると言われる
鶴の彫り物にも惹かれる
境内にはカフェもある。拝殿ではヨガも。楽しげな神社だ
導きの神様にお参りもできた。よき方向に進めますように
鳥居をくぐり、また先へと進もう


壱岐を一望する風景、導きの神様を祀る神社の佇まい、
石猿が立ち並ぶ不思議な空間に出会うことができた。
空は青く清々しい。頂上まで上ってきた甲斐があった。
次の目的地へはひとまず下りだ。楽しい旅を続けよう。

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