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建物は1300年の歴史にちなんで

今回は建物をたどる旅に

中川政七商店に広がる歴史のある空間と、新しい空間
のつながりを楽しんで、まだ歩きの旅は続く。建物を
振り返りながら北へと進み、次の目的地を訪れる前に、
池の辺りの気になる建物へ寄り道を。歩きの旅では、
ゆっくりと風景は移り、街の様々なものが見えてくる。

建物の前の路地の空間を後にして
気になる建物と階段の色と形を見上げつつ進むと
眼前には猿沢池。左手には興福寺の五重塔。
この池は興福寺の放生池として、1300年
程前の天平時代に造られたものだという
その池の辺りに建つ建物の1Fにはスターバックス
建物のデザインは、昔のマンションのようなたたずまいも
スターバックスのデザインとなじむ白い壁
気になる建物があれば寄り道を
北側へまわるとスターバックスの入口
天平ビルという名の建物は2021年にリニューアルされ
大判の御影石でデザインされたエントランス
建物はホテル天平ならまちとして生まれ変わり
入口では鹿のオブジェの出迎えも
シンプルな御影石の壁と木の軒天が心地よく
2階にはギャラリーへはまたいつか
街角に建つ神社と建物を見上げつつ
建物を後にして、猿沢池の辺りを進み
七不思議にも目を留めつつ
ホテル天平ならまちの側の神社の由来も知る
猿沢池のほとりに建つホテル。そばには興福寺の南円堂も
猿沢池のほとりに建つホテル。寄り道はほどほどにして
猿沢池の辺りをつたって次の目的地へ

ホテルの紹介の動画で、内部の様子も楽しんで

別の動画では中川政七商店の向かいのカフェの紹介も

2021年にリニューアルされたホテル天平ならまちの
コンセプトは書。奈良の書は平城京が置かれた天平
時代から1300年の歴史があり、興福寺を中心とする
旧市街地に、奈良墨や奈良筆の伝統が息づくという。
リニューアルによって、書をテーマとしたホテルへ
生まれ変わり、館内には吉野杉、赤膚焼、宇陀紙など、
奈良の歴史や文化が散りばめられる魅力的なホテル。
日帰り圏内の奈良だけど、いつかゆっくりと奈良の夜
や早朝の風景を味わいに、ホテルも訪れて楽しみたい。

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