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そしてまた奈良の旅を続けていこう

前回の奈良の旅は

JR奈良駅を出発して、奈良の街をめぐる旅に
そして今回は近鉄奈良駅から始める旅に

旅が終われば、いつものように旅を振り返る。地図上に
示した赤い線の形を眺めながら、その時感じた風景を
思い出す。その日の旅は、いくつかの目的地をたどり、
途中に気になるものがあれば寄り道をする旅。いつも
予定より遅くなり、終盤の目的地は開館時間外になる
ことも。それでも建物が建つ風景だけでも楽しんで。


①カトリック奈良教会

今回は近鉄電車に揺られて奈良を訪れて

近鉄奈良駅から始まる旅。旅の始まりにも大きなポスター
まず最初は駅からほど近い場所にあるカトリック奈良教会で
建物にある図形のデザインを楽しんで


②奈良県文化会館 奈良県立美術館

次は屋根の水平ラインが特徴的な建物群へ

まずは奈良県文化会館。庇の開口部の形も楽しみつつ
向かいの奈良県立美術館へ。展覧会はまだ開催前で
屋外彫刻や建物の外観だけでも楽しみつつ、その先の建物へ


③奈良県庁舎

次は建物群の中心に位置する奈良県庁舎へ

水平ラインのデザインはここにもつながって
特徴的な塔屋のデザイン。屋上の展望スペースにはまたいつか
道路に面した回廊も水平ラインが強調されたデザインに


④奈良公園バスターミナル

そしてすぐ隣に建つ奈良公園バスターミナルも訪れた

バスを利用しなくても、回遊性のある建物をぐるりとめぐり
屋上庭園では再び奈良県庁舎を
ブリッジの柱や梁や手すりのリズミカルなデザインも楽しで


⑤奈良ホテル

そして今回の旅のメインの目的地の奈良ホテルへ

桜の季節の奈良ホテル。重厚なクラシックホテルのデザインへ
車寄せのデザインにも見とれつつ
赤い絨毯の先の扉をくぐれば、Nara Hotelの空間へ


⑥奈良ホテル

扉をくぐれば、そこには別の時間が流れていて

時を経た空間を体感しつつ
いったんこちらでひと休み。ほっと一息ついてから
また内部に散りばめられたデザインや美術品も楽しんで


⑦江戸三

奈良ホテルを後にして、次は奈良公園の中に点在する

江戸三の建物がつくる風景の中を進む
江戸三の名物の若草鍋は志賀直哉が命名したという
様々な形やデザインの建物をたどりつつ


⑧瑜伽山園地

点在する離れの建物の間を進み

奈良公園の南側に整備された瑜伽山園地へ
庭園の風景をぐるりとめぐりつつ
庭園内部に建てられた建物のデザインも楽しんで


⑨奈良国立博物館 飛鳥園仏像写真ギャラリー

歩きの旅を楽しみつつ、次は奈良公園を北へと進む

鷺池に浮かぶようにして建つ浮見堂を越えて
建物と池が一体的となっている奈良国立博物館を過ぎ
飛鳥園仏像写真ギャラリーで小川 晴暘の世界にふれて


⑩奥村組記念館

次は写真ギャラリーのすぐ側に建つ奥村組記念館へ

建物の基礎部分を展示する斬新さに驚きつつ
つながるような外部と内部の空間をめぐり楽しんで
右手の手水鉢もかつてのもの。ここは記憶をつなぐ場でもある


⑪東大寺南大門 東大寺大仏殿

奈良公園といえば東大寺の風景が思い浮かぶ

まずは奥村組記念館から眺めた東大寺南大門へと進み
すぐ側の東大寺ミュージアムを越えて
鏡池の向こうにそびえる中門と大仏殿


⑫東大寺三月堂 東大寺二月堂

東大寺の大仏殿を越えて、さらにその先へと進む

三月堂の開館時間には惜しくも間に合わず
二月堂への石段を上り、風景を見下ろしたり
斜面に建つ迫力のあるに二月堂を見上げて楽しんで


⑬工場跡 奈良女子大学

奈良の街、奈良公園をぐるりとめぐる旅も終わりへと

大仏池に映る東大寺の姿を後にして
道中には工場跡という名のカフェとショップ
最後に、旅の初めに駅の広告で見た奈良女子大学も
あらためて訪れた場所を地図上に


今回は前回の奈良への旅の続き。前回に通りがかった
奈良ホテル。以前より気になっていた場所なので、必ず
訪れようと思っていた。後はその日の予定次第。序盤
の奈良県文化会館や奈良県立美術館が開いていたら、
その日の旅も違ったものになっただろう。それでも旅
を終えると、いろいろと見られていないものはあるが、
楽しい旅になったと思う。旅は一期一会で、その時々に
触れて感じたものを大切に。開館していなかった所は、
また次の機会にして。二度三度と旅を重ねていこう。




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