下関を見守り続ける領事館
CLOSS LIGHTからの坂道を一気に下ると、海の近くに
旧下関英国領事館が見えてくる。煉瓦造2階建の建物は
こじんまりとしているが丸い開口、アーチ状に積まれた
煉瓦、石張りのボーダー等、様々な意匠が施されている。
この建物は駐日英国公使アーネスト・サトウの本国への
具申により1906年に建てられた。領事館として使用する
ために建設された建物では、我が国最古のものである。
また、明治の外交関連施設の典型として歴史的価値が
高いことから1999年に重要文化財に登録されている