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自分は何に燃えるのかを考える

ここ一週間は自分の仕事の棚卸しと「何のために仕事をしているのか」を考える時間をつくりました。

以前noteに「何をやりたいかではなく、なぜやりたいかが大事」ということを書きました。

やる理由を明確にするために僕がやったことを記載していきます。

自分の人生を棚卸しする

生きる上で自分が大切にしている信念や価値観を知るためにまずは自分の今までの人生を振り返りました。

子どもの頃、学生時代、社会人生活で楽しかったこと、つらかったことは?
家族とどんな関係をつくっていたか?
今までにどんな友人と付き合ってきたか?
恋人や妻との思い出。
夢中になって取り組んだこと。

そういったことを一つ一つ振り返る時に大事にしたことが「なぜ自分がそれを選択したのか?」です。

人生で選択が必要な時は必ず自分で選択しているからです。

親に勧められたから、なんとなく面白そうだったから、というのは選択の理由にはなりません。
親に勧められても最終的に選ぶのは自分です。面白そうと感じた理由は何なのか。そういった心の動きを一つ一つ掘って振り返ることをしました。

そうすると自分が大切にしている価値観がみえてきます。

例えば、僕が選択してきたことをいくつか紹介します。

■サッカーを始めた理由
・Jリーグをみてスター選手に憧れた。
・日本初のW杯出場を引っ張った中田英寿に憧れた。

なぜ?
・世の中で尊敬される人になりたい。
・歴史をつくるヒーローになりたい。

なぜ?
・多くの人に褒められたい。
・収入を稼いでお金に困りたくない。

なぜ?
・子供の頃にテストで良い点を取って親や先生に褒められるのが嬉しかった。
・子供の頃に親がお金のことでケンカしているのをみて、嫌な気持ちになった。

なぜ?
・親や先生に喜んでもらいたい。

サッカーにどんどん夢中になった理由は、自分がうまくなったのが実感できる。目指すステージがはっきりしていたからです(レギュラーになる→試合に勝つ→全国大会に出場する→全国大会で優勝する→プロになる→日本代表になる)。

全国大会に出場できませんでしたが、わかりやすく自分をレベルアップさせていくことにとてもワクワクしてました。

■新卒1年目でバイオベンチャー企業に就職した理由
・大手企業で会社の駒になるのは嫌。
・決められたことをやるのではなく自由に仕事がしたい。

なぜ?
・父親が会社員をしている時にとても疲れていた。辛そうだった。自分はそうなりたくない。
・小学校高学年になって体が大きくてランドセルが似合わず、ランドセルを背負うのが嫌だった。

なぜ?
・人生を楽しく生きたい。
・周りの人にバカにされたくない。

こうやって振り返ると、僕が大事にしている価値観は、
・尊敬される人になりたい。
・人を喜ばせたい。
・家族と笑顔で楽しく生きたい。
といったことが出てきます。

こういった価値観に基づいて僕は学校や仕事、付き合う人を選んできました。

今取り組んでいることは自分が大切にしている価値観を満たすのかを考える

人生の棚卸しをして自分が大切にしている信念や価値観を明確にした後に、今の自分がやっている仕事を頑張る理由を考えました。

僕は株式会社メリーゲートの代表取締役です。
チームビルディング、コミュニティづくり、起業支援、キャリアアップ支援なんかも生業にしています。

改めて頑張る理由を整理しました。
・自分を常にレベルアップさせたい。
・事業を通して人のお役に立ちたい。喜んでもらいたい。
・事業の成果で人に尊敬されたい。
・収入を上げて家族や仲間を守る力が欲しい。

仕事を頑張って成果を出せば出すほど、見事に自分が大切にしている価値観を満たしてくれます。だから僕は頑張れるんだと気づけました。

こういった振り返りを集中しておこなうことを定期的に繰り返しています。価値観はブラッシュアップされていくものなので頑張る理由が変わることもあります。

WHYから始めよ

「WHYから始めよ」で有名なサイモン・シネックのTED動画を最後に紹介します。なぜやるのかが大事な理由をわかりやすく説明してくれています。