見出し画像

32歳厄年で体調を崩して変わった暮らしと考え

こんにちは、フローティングライフのやすほ(@YasuhoEmori)です。


32歳厄年、体調を崩してました。

今は後厄(33歳)でやっと一番悪い状態から抜けられた感じです。

この記事では、私が「32歳厄年で体調を崩して変わった暮らしと考え」について書いてみたいと思います!

今まで、あまりパーソナルなことを書くことがなかったのですが、、勇気を出して書いてみたいと思いますので、お付き合いいただけると幸いです……!


体調不良を乗り越えるには?


32歳厄年で体調を崩しました。

私は「厄年」というものを信じていませんでしたし、今でも全然信じていませんが(実際、科学的根拠がないことは信じないタイプです)

どうやら、厄年の前後の体調の変化は多くの人たちに起こるライフイベント(?)のようです。

そんな感じで、私も32歳に入り本格的に体調を崩し、パッとしない体調のままで1年半ほど過ごしていました。

体調を崩してから、病院に行ったり、休んだり、薬を飲んだりと色々とやってみましたが、、、これが、なかなか良くなりませんでした。

そんな時に一番心強く、助けになったのが「体調を崩して、それを乗り越えた人たちの体験談を聞く」というものでした。

話を聞いて何になるの?と思う方もいらっしゃるかもしれません、、

そもそも体験談を聞いたとしても、全然違う症状や病気で悩んでいる場合も多いし、それは参考になるの?

もし同じようなことで悩んでいたとしても、その人が実践した対処法が自分ににも効くかわらないし、その対策に科学的根拠はあるの?

…….私もそんなふうに思っていました。

でも、体調が悪い時をどんな気持ちで・どんな対処法で乗り越えたかというリアルな体験を聞くことで「こんなマインドセットでその不調を乗り越えて、最終的にはその不調が改善した」という事実がわかり「私の不調もずっと続くわけじゃない」と前向きになれて、心がかなり楽になりました。

私は、自分の個人的かつネガティブな話を書くのは得意ではないし、それにお仕事関係の方々にご心配をおかけするのではないかとも思いましたが……

現在は快方に向かっている身として、私と同じようなことで悩んでいる方に体験談の一つとして読んでいただけたら、、!と思い記事を書いた次第です。

それでは私の厄年体験談、はじまりますーーーー。


忙しい自分が好きな私


ワーカホリックは言い過ぎがもしれませんが、私は仕事が大好きでした。(もちろん今も大好きです)

友達からはワーカホリックなどと揶揄されるほど、外出する予定がなければ起きてから寝るまで仕事をしていました。

何かを生み出すことに一番の喜びを感じていましたし、ユーザーさんにあれもこれもお届けしたい!!という情熱に溢れていました。(今もですが!)

忙しい毎日が好きで、忙しい私が好きでした。(書いてて大変に恥ずかしいです、、痛い、、)

「忙しい自分」に安心感を覚えていたように思います。
休みの日も予定が入っていない限り、家事を時短で済ませてせっせと仕事。そんな毎日でした。

その一方で、「お世話になった方々にお返しをしなくては」「結果を出さなくては」という気持ちも常にありました。
そして、いつも誰かと比べて「もっと頑張らなくては」と焦っている自分もいました。

もちろん、誰かと比べることが一番心身に悪い影響があることは分かりきっていたのですが、意識的には考えないようにしていても、無意識下の頭のバックグラウンドで人と比べてしまう「思考の癖」がついてしまっていたように思います。

(結構、そんな癖が無意識についている方って多いのではないでしょうか…?)

そして、もともとブラックな業界(販促.デザイン.広告系)で働いていたこともあり
「ブラックは断固反対だけど、どれだけ体調が悪くても仕事するくらいのパワーがなきゃ」と自分に言い聞かせている部分もありました。

四六時中、仕事のことを考えてずっとアドレナリンが出っ放し、、そんな状態です。

もともと平均以下の体力にもかかわらず、体調不良や自分の心の声をガンガン無視して仕事を続けていきました、、、

体調を崩す32歳厄年

自営業で仕事をはじめてから4〜5年間はこんな調子で楽しく仕事をさせてもらっていました。

しかし!32歳を目前にしたところ(31歳と8ヶ月くらい)で体調が徐々に悪くなってきました……

PMSの悪化、自律神経のバグ、毎日眠れない、謎の微熱など…

正体不明のエネルギーの低下や身体がいうことを聞かないという状況に半年ほど悩まされ続けて、それでやっと「なんだかやばい気がする、、なんとかせねば」と思い立ちました。(行動が遅い…

重い腰を上げて、色々な病院で診察や検査を受けるのですが、、、

……検査をしても特に問題は見つからず。

「自律神経のバグ」という、なんとも対処法のない結論に終わり、それがまた不安でした。

もし、原因がわかっていたらそこまで不安を感じなかったかもしれません…(やはり、コロナ疲れで自律神経のバグや謎の症状に悩まされる方は多かったみたいです)

私はいつ良くなるんだろう?いつか良くなるんだろうか…?ずっとこのままだったらどうしよう…と、ソワソワ落ち着かない感じでした。

そして「いい加減、生活や仕事の仕方を変えないといけないのでは、、、」とやっと危機感を感じ始めました。(これまた遅い…

忙しすぎる自分からの卒業

もう身体がどうにもこうにも動かないので、仕事を減らすしかなく、、

一番大切にしていた仕事を減らすのは、とても辛くて、悔しい思いでした。。

とは言え、新しいプロジェクトをはじめたばかりだったので、仕事を見直して無駄を削り、残業なしの労働時間〜時短勤務のような働き方にシフトしました。

そして、元気な時にババっと仕事を片付けておいて、具合が悪くなったとしても対応できるようにしておく、という仕事の仕方も取り入れました。

時短労働で捻出された時間は、療養に充てたり、友人・家族と会ったり、都内で小旅行したり、運動や散歩したりと、少し仕事から離れて心身を休めることに努めました。

忙しすぎる自分からの卒業。

そして今までの自分を変えるために、少しずつ自分の"暮らし"に目を向け始めていきました。

子宮内膜症の発覚

そんな中、婦人科検診で「子宮内膜症」が発覚し、治療を始めることに。

子宮内膜症とは、日本の女性の10人に1人程度の割合でかかる病気で、生理痛・不妊が主な症状。

私は生理痛がそこまで激しいわけではなく(頭痛薬を2-3回飲む程度)自覚症状はなかったのですが、PMSが年々重くなっていっているため、その改善も含めてピルで治療することを選択しました。

比較的、身体が弱いため体調は常にちょっと悪かったりするので、自分の体調の変化や不調に鈍感だったのかもしれません。

病気が発覚したこともきっかけで、少しずつ、自分の体と心に向き合い始めていきますーーー。

ピルの悪夢


そんな感じで子宮内膜症とPMSの治療を兼ねてピルを飲みはじめましたが

結果は最悪、、、笑

ピルが身体に合わず、PMSの一番つらい時の体調が2週間ほど続き、動けないし頭も動かないしで「私の身体、完全におかしくなってしまった…!これはやばい!終わった……」などと思うほど(大袈裟)

先生からは「慣れるまでに2〜6ヶ月ほどかかる」と言われ、友人たちは「ピルを変えたら良くなった」「私の友達も、ピルを変えたら具合良くなったらしい」と言うものだから、先生に薬の変更をお願いしたら「薬を変えても同じ」と返され、、、

しょうがないので6ヶ月ほど飲み続けることに。

PMSの一番つらい時ではなくなったものの、常に倦怠感があってお腹は痛いし、寒気がするし、身体が動かなくなるし、生理も重くなるし、、、

ピルを飲み始める前の体調(←あまり調子が良くない状態)にすら戻ることがありませんでした。。涙

とにかくスローライフ

ピルに慣れるまでの体調不良は、もうどうしようもないと"諦めの境地"に達してきました。笑

そこで、半年以上かけて「夜型・仕事中心の生活」から「朝型のスローライフ」に変えて、仕事を減らし "暮らしを大切にする生活" にシフトしました。

起きたら植物の世話をして、掃除、洗濯、瞑想、散歩、料理、少し仕事して、読書、お風呂、早めに眠るーーーー(禅僧のような生活、、)

それでも目覚ましい回復はありませんでしたが、そうすることで気持ちが落ち着き「体調が悪い→どうしよう、悔しい」という気持ちから「体調が悪い→しょうがないから寝てやり過ごそう」というマインドセットに変わったことで、かなり気楽になりました。(←実際、これがとても大切でした!)

仕事は、スタッフとタスクをシェアしているので滞ることはありませんでした。(感謝…)

でも、自分が今までやったことがない新しいプロジェクトのような「創造的な仕事」がほぼ進まなくなってしまいました。(とは言え、新しいデザインや新作文具を作ることはできました、気合です)

この時「ゼロベースで作る創造的な仕事」が私の中で一番エネルギーを使うのだと気づきました。
そして、健康って本当に大切なんだ、、と身に染みてわかりました。。

もし私が会社員だったら、仕事は休職か退職しないといけないレベルだったと思いますが、自営業だったので仕事時間・内容を調整することで何とか続けることができました。

応援してくださるみなさまに感謝しかありません…!
この場を借りて、いつも本当にありがとうございます……!

具合が悪くて何もできないような時は、Amazon Unlimitedで 暮らし・禅・片付け・断捨離についての本や雑誌を読み漁りました。
今まで読んだことのなかったジャンルの本ばかりです。

ベッドで寝たままのインプットでしたが、そこで学び気づいたこともたくさんありました。

薄っぺらい言葉になってしまいますが、「自分のためにする丁寧な暮らし」「余計なものを削ぎ落とした禅的暮らし」は私の体と心を癒してくれたように思います。

また、SNSやネガティブな情報、社会からの評価などの "自分にプレッシャーをかけてくること" からできる限り離れて過ごしたのも良かったと思います。

この時期は、本当に色々な試行錯誤をして過ごしました。
その中で「やって良かった!」と思うことがたくさんあるので、別の記事で紹介する予定です。

実は、めちゃくちゃたくさんあるのですが、なるべくそれらの行動を日々の暮らしに取り入れるようにしています。


▼私がやって良かったと思うこと
個人的にやって良かったことをまとめた記事ができたら、ここに追記する予定です。


ピルを変えたら激変

先生に、ピルを6ヶ月飲み続けても体調が良くならない・むしろ悪化していることを告げると、今まで飲んでいた低用量ピルとは異なるタイプの薬(生理を止める薬)に変えることをアドバイスされ、その新しい薬を処方されました。

しかし、生理を止めることで身体に負担がかかり、また副作用が起きる可能性が大きいようだし怖い…と不安を感じて、セカンドオピニオンで別の病院の先生に意見を伺うことにしました。(もっと早くやれば良かった…)

別の病院で新しい先生に経緯を説明すると、別の低用量ピルを丁寧に紹介・処方してもらえました。
その先生によると、生理を止める薬に変える方が身体に負担がかかり、副作用が大きくなる可能性があるとのことでした。

多少の副作用が起こる可能性はあるため、ドキドキしながら新しい低用量ピルを飲み始めて3-4日すると、、、

毎日あった腹痛や倦怠感が嘘のように、ほとんど消え失せました……!

やった〜!やっと体調が戻ってきた!通常モードの私が戻ってきた!
と泣いて喜ぶと同時に、私が耐えていた6ヶ月は何だったんだ、、、とショックでしたが「セカンドオピニオン」の大切さが身に染みてわかりました。

先生もそれぞれ違う意見を持っているから、色々な意見を聞いた上で判断しないといけなですね。。涙

調子が悪い時は休んでも良い

今も体調はアップダウンを繰り返していますが、確実に快方に向かっています。厄年を抜けてきて清々しい気分です……!(現在、後厄)

私がこの厄年体験で学んだことは3つ。

  • 調子が悪い時には休んでも良い

  • 休んでいる自分を受け入れて優しくする

  • 良くも悪くも体調・感情は変化していくもの

自分のことを大切にできるのは、自分だけ。
誰よりも自分が、自分に対して優しくしてあげよう。

自分に対して厳しめだった私ですが、今ではそんなふうに思えるようになりました。

そして、誰かと比べている自分に気づいた時は、そっとその思考を手放すこともマインドフルネス瞑想で学び、日々練習しています。

今、体調不良で悩んでいる方も、全然元気だよ!という方も、どうか自分を大切にして、休んでいる時の自分を肯定してあげてくださいね……!



やっと仕事のエネルギーや情熱が戻ってきました。
情熱もエネルギーも本当に尊い。。そして良い仕事がしたい。。と今、心から感じています。

身体が資本とはいいますが、それが身に染みてわかった出来事でした。

みなさんもどうか身体と心を大切に!
そして日々、自分を大切にしてあげてくださいね!


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

フローティングライフのやすほ(@YasuhoEmori)がお届けしました!
ありがとうございました!


ぜひ私のTwitter もフォローしていただけると幸いです!





▼フローティングライフのオンラインストアでは、システム手帳やカラーリフィル、色々なデザイン文具を揃えています。ぜひ遊びにいらしてくださいね。


A FLOATING LIFE について

自分らしく、自由に。
フローティングライフは、自分らしいライフスタイルを作るステーショナリーブランドです。システム手帳・カラーリフィル・スケジュール帳・メッセージカードなどを制作しています。小さなお店向けのロゴやデザイン制作も承っています。


● A FLOATING LIFE オンラインストア
https://www.a-floatinglife.com/

● 公式Instagram
https://www.instagram.com/afloatinglifeshop/

● 公式Twitter
https://twitter.com/afl_shop


この記事が参加している募集

最近の学び

「自分らしく、自由に」をコンセプトにした小さな文具ブランドA FLOATING LIFEを営んでいます。ぜひオンラインストアに遊びに来ていただけると嬉しいです。