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「御嶽山」登山② 雨上がり

御嶽登山2日目は雨音で目を覚ました。
雨に加え、霧で視界は真っ白。山頂まで行きたいけれど、この天気では厳しそう。
いかに五の池小屋の居心地が良くとも、いつまでも居座るわけにはいきません。
頂上を目指すか、下山か。タイムリミットは9時。ギリギリまで粘っていると、

雨がピタッと止み、霧がサーッと引きはじめ、五の池の全貌が急に現れました。
これは頂上を目指すしかない!と思い、荷物をまとめ先に進みます。
すると、

五の池小屋のすぐ後ろに大きな池が出現! こちらは三の池です。
昨日、同じ道を通った時は全く気づきませんでした。まさかこんな近くにあったとは。

そうこうしてるうちに、雨も霧も完全に上がりました。三の池、綺麗過ぎます。

三の池を横目に見ながら進むと、広大な広場が現れます。

よく見ると、そこらかしこに詰まれた石とお地蔵様があります。
ここは、賽の河原と呼ばれるそうです。

渡りきった後、振り返ると霧がかかっていました。賽の河原と呼ばれるのも納得の、幻想的な光景でした。

賽の河原の先にあるのが、二の池山荘と二の池です。

山頂、剣が峰はすぐそこです。

もうひと踏ん張り。

登山で好きな瞬間の一つ。
振り返って、歩いてきた道のりを見ること。


さあ、山頂はすぐそこです。

鳥居の先にはどんなに景色が待っているのか。

大きな火口と、

これまで歩いてきた道のり、そして北アルプスの山々。

登りきった達成感と、次の山への挑戦心。

御嶽山はこんなにも素晴らしい山なのに、目の前にはまだ見ぬ名山が聳えたっている。
この気持ちも、登山で好きな瞬間の一つです。

帰りは、三の池を一周してから下山します。
行き道で、三の池へと降りる道を見つけていました。

池のほとりにある鳥居。
神秘的。

本当に綺麗なコバルトブルー。今まで見た青色で1番かも。

本格的な下山の前に五の池小屋で一休み。

まさに、雲の上のリゾート。
至福の時。最高の贅沢。

さあ、下山。

登りの時は全く分からなかったけど、緑が青々としてて気持ちいい。


下山後は濁河温泉でリラックス


豪雨で一時はどうなるかと思ったけど、終わってみれば大満足の山行でした。

雨の御嶽も楽しかったけど、今度は快晴のときに登りたいな。

それでは、また次回。

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