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「運動脳の鍛え方」を読んで

茂木健一郎さんの新刊を読みました。

先日、和田秀樹先生の「不老脳」を読みました。
共通点としては、前頭葉は考える力、アイデアを思いつく、集中するといった機能をつかさどっており、活性化させるためには運動することが効果的である、という点です。

「不老脳」はタイトル通りアンチエイジングにフォーカスしていましたが、本書は現役のビジネスマンに向けて脳の鍛え方、運動の再定義や実行するための取り組み方をアスリートやアーチストなどの考え方を事例にして解説しています。

私自身は、定期的な運動を心がけています(定期的に走ってフルマラソンを年何回か走る、週一回はテニス)。本書の内容を肯定的に捉えてこれからも継続していこうと思います。

さらに、自分の生活パターンで取り入れるべきだと思ったのは「モーニング・ルーティン」です。

茂木先生は朝起きてから10km走って、ニュースをチェックしてから、ブログやYoutubeの配信などをルーティンにしてしています。ルーティン化することで脳に活動余力を与えて前向きな新しい行動ができるようにしているそうです。

私の場合、毎朝犬の散歩から始まりますが、新聞を読んだりコーヒー飲みながら朝の連ドラを見たりといったルーティンです。茂木先生のルーティンを見てもう少しアウトプットの要素を取り入れて見てもいいかな、と思うようになりました。何ができるか考えてみようと思います。

あと、もう少し早く起きればもっとできることも広がると思います。そのためには、前日の夜からぐっすり寝ることも重要です。そして、早く寝るためには、日中に充実度が重要で、仕事に没頭したり新しいチャレンジをしてクタクタになるくらい活動することが大切になってきます。

自分が達成できるかできないかのギリギリぐらいのところに目標をおいて、自分に「無茶ぶり」をしながら実行する。「やる気」は出すものではなく、平常心で精力的にあらゆることをあらゆる場所で実行する「エブエブモード(Everything, Everywhere, all at once)」で楽しみながら取り込むこと。

偶然の出会いを力に変える「セレンディピティ」や一つのことだけに集中するのではなく軸足を置いた状態でもう一方の足で別のことに集中を移動させるハイブリッド型の集中方法である「ピボット集中」など、日々の行動を活力を持って楽しむためにも実践してみたいです。

まとめ

やっぱり前頭葉が大切なんだな、ということを認識しました。運動を取り入れて、モーニング・ルーティンの質を向上させて、日中に脳の余力を残す。日中の活動力を高めて少し高めの目標を設定して新しいことにも取り組む。そして、夜はゆっくりと休む。

この本を読んで走ることにより前向きになりました。どんどん自分にできることを取り入れて前頭葉を活性化させて行こうと思います。

ぜひ、興味ありましたら読んでみてください。


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