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RAMEN文化 欧米へ拡大中

ラーメンが好きな方は多いでしょう。日本人で嫌いな人は少ないと思います。わたしは家や職場の近くに新しいラーメン屋ができると、必ず一度は訪れます。最近思うのは、まずいラーメン屋に出会うことがめっきり少なくなったことです。昔はおいしくなくてもそこそこやっていける店がありましたが、今では競争が激しくなり、新しく入ってくる人たちはしっかり準備をしてから開店するので、総じてレベルが高くなっているのだと思います。

以前、ラーメン店のグローバル展開が進んでいることをNoteに書きました。

日経新聞(6月26日付)の記事「小さくても勝てる」では、ラーメンの北米市場の拡大について紹介されていました。

和弘食品、理研ビタミン、マルタイといった日本の食品会社が、アメリカ市場でのラーメン事業を拡大しています。和弘食品は、カリフォルニア州の工場で豚骨味のスープの生産能力を25%増強し、アメリカでの売上高の約9割をラーメンチェーン店への卸売りから得ています。理研ビタミンは15億円を投資し、ポークエキスの生産能力を1.5倍に増強する計画です。マルタイは「棒ラーメン」の北米販売を開始し、2026年までに生産能力を1割増やす予定です。これにより、日本のラーメン文化がアメリカ市場で広がり、家庭での消費も期待されています。

(日経新聞6月25日付記事より要約)

これまでは近い食文化のアジアを中心とした海外展開が主流でしたが、インバウンドを背景に「RAMEN」文化として欧米へと拡大しているようです。それによって、日本のラーメン製造にかかわる中小企業に新たな成長の機会が巡ってきたというわけです。

ふと疑問に思ったのですが、欧米の人たちなぜラーメンを食べるのでしょうか?もちろん、「美味しいから」に決まっていると思うのですが、一方で、日本食のイメージって「健康的」という印象を持っている人が多いです。

20年くらい前の話ですが、アメリカ人のビジターが「日本食は健康的で好きだ」といいながら刺身用の醤油をペロペロしていたのを見て、「それはぜんぜん健康じゃないよ」って言いたかったんですけど、あまりに美味しそうな姿になにも言ってあげられなかったことをふと思い出しました。

今度、アメリカ人にラーメンの印象を聞いてみたいなと思っています。

まとめ

ラーメン文化の欧米拡大は、日本の中小企業に新たな成長の機会を提供しています。これからも日本のラーメン文化が世界中で愛されることを期待しています。

#日経COMEMO #NIKKEI

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