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やっぱ故郷は大事よねという話

いつ実家を出たのか

二十歳過ぎて社会に出てから、はや25年が経過した。あれから実家には住んでいない。出てく時、これで最後だなーと覚悟した記憶もない。気づけば出ていったきりだ。

就職して大阪勤務。豊中•宝塚での寮生活に始まり、その後は東京とベトナム。知らぬ間に実家を卒業してしまった。当時、果たして、両親も息子との同居生活がここでサヨナラだと腹を括っていたのだろうか?

社会人になって出ていったきり、実家に寄り付かなくなった自分も、年を重ねて多少は大人になったのか、最近は家族を連れて帰省する事がある。20代は家族より友人が優先されるよな。ほんと用がなければ帰らなかった。親はきっと寂しかったのではないか?(静かで良かったかもww)

自分の部屋に置きっぱなしの荷物をみながら、ふと考える。上の娘がJK2ndとなり、あと6年(早ければ2年)でサヨナラかもしれんと思うと、まだ心の準備ができん!!

初めて寮に入った時の窓から見た景色

(都会風)田舎育ち

人は横浜いいね素敵と思ってくれがち。だが、うちの実家の横浜は少し違う。海はないよ。森とか田んぼ。のどか。

森しかない
芝生しかない
森と芝生しかない

瀬谷区という、横浜市の外れにあって、ギリ市外局番045。一歩間違うと0462になりそうな、陸の孤島の様な場所。

駅まで徒歩20分かかるのに、バスもコンビニもない。両親が世田谷育ちなのに、なぜこのような不便な場所を選んだのか、学生時代は己の不幸を嘆いたものである。

この立地のおかげで、数々の苦い思い出が。幾度となく遅刻したり、終電を逃したり(まぁ、早く出ない自分のせいではあるww)。。といった体験を教訓に、今は駅から徒歩7分圏内に住んでいる。快適。

ただね、帰省すると落ち着くのよこれが。だから、今では結構好き。

横浜(の外れ)育ちの影響

富士山への過剰な反応

移動中に富士山が見えると、メチャ気分があがる。ドライブしている際に、子どもたちに「富士山!」と見える度に教える。「あ、さっきも見たね」彼らの反応はそっけないものである。なんでや!

奥にそびえ立つフジさん(葉山町)
も、これなんて!(飛行機)

天気がよいと、実家のベランダから富士山のてっぺん部分だけが(小さく)見えていて、自分にとってはありがたい感じなのよね。

※実家のベランダから(瀬谷区)

空気がキレイな場所を好む

人も車もあんまりないので、空気はveryキレイ。緑が多いし公園多いしで、気持ちがよい。職場は新宿だし便利でよいけど、ずっとはしんどい。時々、緑に帰ると何らかエネルギーチャージされてる気がする。

のどかや。。。

ので、先日のインドはしんどかった。都心部の空気はバリ悪くて、喉がイガイガする(多分、インドの田舎はいい感じと思うけど)。

空が低い(近い)感覚

高い建物がないから、なんとなく空が近い気がする。石見銀山に行った時も、ちょっと似た感覚があって落ち着く。

石見銀山も同じ匂いが
最高にチャージされる

自分を活かすために

ので、時々は里帰りして、自分のルーツに帰るとよろしよ。エネルギーチャージされる。帰れなくとも、似たような環境を取り入れると、気分が上がる。おすすめ!

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