【中日ドラゴンズ】長打の重要性を再認識!9回裏、ヤクルトの攻撃から ~7/11ヤクルト戦~
本塁打っていいなぁ。本塁打の魅力を再確認し、その威力を十分に感じた試合でした。
ドラゴンズは11日、ヤクルトと対戦(神宮)。5対2で勝利し、カード頭を勝利で飾りました。今週は神宮、甲子園と敵地で6試合。幸先の良いスタートになったのではないでしょうか。
この日、5番で起用された石川昂弥選手が球団通算9000号本塁打を含めた2本塁打、3番の細川成也選手にも本塁打が飛び出す大花火大会。
12球団最少の本塁打数は変わりませんが、本塁打を含めた長打力が重要だと再認識する場面がありました。
2死からの粘り、そして・・
その場面とは9回裏。5対2とリードし、絶対的守護神・R・マルティネス投手がマウンドに。簡単に2死を奪い、勝利を確信しましたが、ここからヤクルト打線が粘りました。
サンタナ選手、オスナ選手、代打・川端慎吾選手に3連打を浴び、2死満塁のピンチ。長打が出れば同点という場面まで追い込まれました。
最後は投ゴに抑えて勝利を掴み取りましたが、最後までヒヤヒヤする試合。この時、竜打線の姿が見え隠れし、長打の魅力を再認識しました。
いつもと逆
チャンスを作るも、得点が奪えない。9回裏のヤクルト打線は、普段の竜打線を見ているような気分になりました。
一方、相手チーム(今回は竜打線)は本塁打を放ち、あっという間に試合の流れを掴み、点差を広げていく。
安打数は相手チームより多いのに、試合には敗れてしまう。長打力不足が指摘されていたドラゴンズですが、この日ばかりはいつもと逆の野球をしたことになります。
守り勝つ野球+長打力
7月は試合前まで7試合戦い、本塁打が生まれた試合は3試合。しかし、いずれも試合には敗れ、勝利に結びついていませんでした。
この日、7月に入って初めて本塁打が勝利に結びついた試合。先制、中押しと理想的な攻撃を魅せ、試合の主導権を握りました。
守り勝つ野球がベースだと思いますが、長打が増えれば投手陣も楽になります。バンテリンドームだと本塁打になっていないかもしれませんが、それでも本塁打は最高に魅力的です。
石川昂選手、細川選手と期待の若い和製大砲が本塁打を放ったことも収穫。オールスター前、どこまで上位チームに迫ることができるのか。
大型連敗だけは避けたいところ。この日のように効果的に本塁打が生まれれば、週間勝ち越しも現実味を帯びてくるかもしれませんね。
【参考サイト】
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